太った中年

日本男児たるもの

聖火ランナー

2008-05-01 | weblog

「たけしメッタ斬り!欽ちゃん芸人失格」

お笑いなのに愛と涙ばっかりで、国に媚びる芸人なんて面白くない
北京五輪の聖火リレーで萩本欽一さんに何か投げ付けられたってね。
オイラは「聖火持って逃げろ」とか言ってたんだけど。
あの人は何でやんないかな?バカだな~

オレだったら絶対、火を消したり間違って水の中に落っこちたり、
ギャグしか考えないけどな。お笑いなんだから。

この人おかしいよ。お笑いのくせに、愛と涙ばっかりしやがって。
インチキくせえことばっかり。お笑いなのに何にもギャグやんないんだから。

この人チャップリンに憧れててさ、「愛と感動の」なんて言うんだったら、
今回の聖火ランナーになるのはおかしいよな?
チベットの人権問題を考えれば。

例えばジャージをパッと脱いだらその下に「チベットを救え!」とか書いておくとか、
そういうパフォーマンスでもしてくれないとちっとも面白くねぇし。

大体お笑いなんて反逆的なことじゃない?
国に媚びるような芸人なんて面白くない。
そういうのは星野仙一さんに任せておけばいいんだよ。

【4月29日付、東京スポーツ掲載】

ビートたけしメッタ斬りコラム「たけしメッタ斬り!欽ちゃん芸人失格」より

今月からエントリーするテーマを少し広げようと考えている。食べ物とフィリピンの話題だけではちょっとツライ。そんなワケで、聖火ランナー。

東スポから引用したビートたけしのコラムは久し振りに溜飲が下がった。たけしは伝説のTV番組「おれたちひょうきん族」の頃から欽ちゃんをバカにしていた。

欽ちゃんの批判より一番最後のくだりが奮っている。

>国に媚びるような芸人なんて面白くない。
>そういうのは星野仙一さんに任せておけばいいんだよ。

ふーん、星野仙一ねぇ、仙ちゃんも国家権力に媚びる有名人だったのか。この人は、昔、静岡県にある某ゴルフ場の投資に失敗して、借金で首が回らなくなった。それを中日新聞の社主(故人)が救った。まあ、それはそれとして、五星紅旗(中国の国旗)を掲げる中国人留学生の異様な集団。彼らの国旗の代金と交通費は中国共産党から支払われた。

中国人に自由はない。

長野県善光寺の若い僧侶たちが「同じ仏教徒としてチベット弾圧を看過できない」と声を上げたので善光寺は聖火ランナーのスタートイベント会場を辞退したそうだ。

一連の聖火ランナーの報道なかで唯一胸を打つ話だった。