美 going on

長野県下の小中学校の図工美術教師による,毎日の「図画工作」「美術」の授業の様子を紹介します 

夏期絵画実技講習会 ~講師 山本 文彦先生のお言葉から~

2014年08月04日 22時05分13秒 | 長野県美術教育研究会
裾花中,長崎です。

昨日,一昨日の投稿,見ていただけましたか?
諏訪支部の活動も,坂井先生の活動も,本当にすばらしい!
長野県の図工美術の先生方は,夏休みもみなさんそれぞれがんばっています!


長崎はというと,今日から3日間,信濃教育会館で,長野県美術教育研究会 夏期絵画実技講習会に参加しています。

長崎は今年,この講習会の事務局を仰せつかりました。
恥ずかしながら,これまでこういった会にはまったく出席させていただいたことがなく,また大先輩方の前で失礼のないようにと,今日は本当に緊張しました(^_^;)


長年この講習会の講師を務めておられる 山本文彦先生が,開講式でこんなお話をされました。

「絵を描くというのは,描きながら考える,というのがプロセス。考えが先だと枠が小さくまとまってしまう。制作を通して自分を創り上げていってほしい。」

つまり

“考えてから描く” のではなく “描きながら考える”

それが表現の本質だ,ということでしょう。


これは,図工美術教育の授業においても,まさにそのとおり。
子どもたちには,頭で考えるのでなく,制作や活動の中で試行錯誤していく姿を応援したい。

先生のおっしゃるとおりです!



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
描きながら… (すわび柄澤)
2014-08-04 23:16:34
諏訪支部でも土日の二日間、絵画講習会を行いましたが、教員の参加より一般の参加者の方が多いのが残念です。来年度は、高校にもチラシを配ろうと思います。自分は、毎年1日だけですが参加しています。本気で1日中絵を描く唯一の日となっていますが、「描きながら考える」は心髄をついていますね。自分の表現とと向かい合っていると、思うようにいかないことも多く辛くなってきますが、自分の絵やモデルさんをとにかく見るしかない。見るって難しいですが、表現とは表裏一体なことですね。絵画講習会はそんなことを再確認できる大事な1日となっています。
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