【ソウル20日聯合ニュース】李明博（イ?ミョンバク）大統領は20日、国連本部で22日に開かれる気候変動に関する首脳級会合に関連し「人類共同の努力が成功を収めるよう各自責任意識を持ち、わたしたちの決議を改めて誓わなければならない」と述べた。同会合の開会に先立ち、国連ウェブサイトとユーチューブなどに掲載された動画演説の中で述べたもので、青瓦台（大統領府）が伝えた。
青瓦台内で9日に撮影されたこの演説で、李大統領は「十匙一飯（10人が1さじずつ持ち寄れば茶碗1杯の飯になる）」という四字熟語を挙げ、「小さな真心でも力を合わせれば大きな力になる」と紹介。現時点で真実重要なことは、さじの大きajではなく、喜んでともに努力するという意志だと強調した。
また、韓国はそうした努力を率先して行うため、温室効果ガス削減義務のない国としては初めて、年内に削減中期目標を発表する計画があると紹介した。韓国の温室効果ガス排出量は1990年から2005年の間に倍増しており、容易な決断ではないとしながら、「かならずやり遂げる」と約束した。
韓国政府が発表したグリーン成長5カ年基本計画についても言及した。自身が新たな国家ビジョンとして宣布した低炭素?グリーン成長が軌道に乗っているように、直面している挑戦はチャンスになり得ると主張。グリーン技術と産業に集中投資し、環境とエネルギー問題を解決することで、新しく、より持続可能な経済繁栄の道を開くことができると述べた。
一部の国が気候変動対応に微温的な態度をみせていることに関しては「今すぐに行動に移さなければならない。わたしたちが本当に最善を尽くしたのだと、後世の人々に認めてもらえるよう準備しなければならない」と呼びかけた。
japanese@yna.co.kr
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