水の門

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歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
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聞茶(56)…St. DALFOURのストロベリーティー

2015年10月05日 08時15分56秒 | 聞茶・聞豆
毎年購入している【ルピシア】の福袋、今年は<バラエティ>を選んで心待ちにしていた。夏至の辺りに届いて梱包を解くと、中に《楽園》という緑茶ベースのトロピカル・フレーヴァードティーが。《楽園》は味的にはむしろ好きな方だ。おまけの「夏におすすめお茶セット」にもあったのを早速飲みながら、改めて成分表を見ると「サフラワー」が入っているという。
乳がんのホルモン治療を始めてしばらくした頃、色々なハーブがホルモン治療に反する効能(通経作用)を含んでいることをネットで知った。その代表格とも言えるのがサフランである。「サフラワー」…語の響きに何となく嫌な予感がして調べると、やはり生理不順解消に効果があるハーブだった。これは50gのリーフティーを一袋飲みきるのはあまり良くないなぁ…とちょっと思案して、作業所のある職員さんにかけあってみたところ、緑茶ベースのトロピカル・フレーヴァードティーは大好きだとのこと。それで、差し上げるつもりで次の通所日に持参した。
《楽園》の未開封のパックを見せると、職員さんは「物々交換しましょう」とSt. DALFOUR(サン・ダルフォー)のオーガニック・ストロベリーティーを出してきた。これは嬉しかったなぁ。
まぁでも、暑い季節もやってきていたので、貰ったストロベリーティーも1,2パック試しに飲んだだけで、その後はルピシアの福袋のお茶の水出しが主役として活躍。このところやっと涼しくなってきたので、時々温かいお茶も飲むようになり、またくだんのストロベリーティーにもお鉢が回ってきたわけだ。
ホットで淹れると苺の甘みが強く立つ。これはこれで悪くないが、最寄り駅の近くの洋菓子店で出してくれる、水出しのストロベリーティーの爽やかでまろやかな味を知っていたので、水出しのアイスティーも作ってみた。うん、やっぱりこっちの方がスキッとして美味しい。
難しいのは選盤だ。苺の甘みに似合う可愛い声質のヴォーカルもの、あまり持ってないような…。ホットなら、こなかりゆで決まりだろうけど、水出しだと全然そぐわない気がする。それで色々引っ張り出してきて聴き、うん、これかな?と思えたのは、グレゴリー・アンド・ザ・ホークの『Moenie and Kitchi』。ウィスパー系の甘さ、控えめなトラックが、St. DALFOURのオーガニック・ストロベリーティーに釣り合うんじゃないかな。
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