水の門

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歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
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おやすみの音楽(2)

2006年08月26日 22時13分16秒 | 時間帯にあわせて
昨日のエントリーで迂闊にも「夏真っ盛り」なんて言葉を使ったら、途端今日は幾分秋めいて過ごしやすい陽気となりました(苦笑)。帰宅して一日の汗を流そうと浴室に入り、窓を閉めようとすると鈴虫の鳴き声が。一昨々日あたりは蝉しぐれを耳に家路をたどったような気がするけれどなぁ…と、時の移ろいの速さを実感した瞬間でした。
昨晩は、ゴーデン・マークの『Nohea』を聴きながら床に就きました。ハワイのタワレコで買ってきた内の一枚で、ウクレレ・ソロのアルバムです。ハワイアンの他にも、「スターダスト」「メディテーション」「虹の彼方に」、はては「エリーゼのために」まで演奏されています。
少々脱線しますが、「エリーゼのために」にはちょっと苦い思い出が。幼稚園から始めたくせに極端な練習不足でいつまで経っても下手っぴぃだったピアノ。高校に入ってしばらくした頃「エリーゼのためにをやりましょう」と突如先生がおっしゃいました。プライドだけは一人前だった私は、(普通、小学生か中学生が演る曲だよ。今さら冗談じゃない…。)と思ってブスッと黙りこくり、結局その話は立ち消え。(きっと扱いにくい生徒だったでしょうねぇ…。)
こういうベタな曲を大胆にも取り上げるのは、よっぽどの自信が無いとできませんよね。素の自分が晒されますから。このCDでも、自然体でしんみりとした演奏を聴くことができます。
ウクレレ=夏というイメージがありますが、このくらいセンチメンタルだと、秋口にも丁度いい感じがします。
コメント (4)
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