多摩森林科学園は、小石川植物園(東大植物園)などと同様、街中にある。7haの分類園的な樹木園は、広大な試験林につながっているが、試験林は非公開になっている。一般公開園であるだけあって、公開部分と試験研究のための領域のめりはりがはっきりとつけられているが、公開部分がどこか「公園」のようになってしまうのは仕方のないことなのだろう。
多摩森林科学園の樹木園を歩く。スギ科セコイア属の2種が並べて植えられている。京大植物園でもお馴染みのメタセコイアと、セコイア(センペルセコイア)。センペルセコイアは、樹高110メートルにも達する世界で一番背の高くなる樹木という。一般公開の分類園らしく、整然としているのとパネル解説がしっかりしている。
メタセコイア(Metasequoia glyptostroboides, CUPRESSACEAE)
センペルセコイア(Sequoia sempervirens, CUPRESSACEAE)
メタセコイア(Metasequoia glyptostroboides, CUPRESSACEAE)
センペルセコイア(Sequoia sempervirens, CUPRESSACEAE)