2006年6月発行の京大広報613号に、永田和宏再生医科学研究所教授によるエッセイ「きのこの生える京大を」が掲載されています(2182頁)。この中に、京大植物園の「キヌガサタケ」について触れておられますので、ご紹介したいと思います。
『京大のキャンパスにもいろんなきのこを見かけた。…中略…理学部植物園の竹やぶには、真っ白の見事なレースのスカートをはいたキヌガサタケが出る。あこがれのキヌガサタケにはじめてまみえた時は、一人だったが、思わず声が出てしまった。中華料理で珍重されるツーソンという食材になる。
…中略…
こちらが忙しくなりすぎて、きのこパトロールが出来なくなった所為か、京大できのこに出会える機会がずいぶん少なくなったように思う。しかし、ひょっとしたら京大の土地利用が効率的になりすぎて、きのこの生える余裕がなくなったのかもしれない。だとしたら、残念なことである。』
(永田和宏「きのこの生える京大を」京大広報 No.613; p.2182より抜粋・引用)
『京大のキャンパスにもいろんなきのこを見かけた。…中略…理学部植物園の竹やぶには、真っ白の見事なレースのスカートをはいたキヌガサタケが出る。あこがれのキヌガサタケにはじめてまみえた時は、一人だったが、思わず声が出てしまった。中華料理で珍重されるツーソンという食材になる。
…中略…
こちらが忙しくなりすぎて、きのこパトロールが出来なくなった所為か、京大できのこに出会える機会がずいぶん少なくなったように思う。しかし、ひょっとしたら京大の土地利用が効率的になりすぎて、きのこの生える余裕がなくなったのかもしれない。だとしたら、残念なことである。』
(永田和宏「きのこの生える京大を」京大広報 No.613; p.2182より抜粋・引用)