老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

芸術の島、香川県の直島に旅して

2014-02-26 15:59:13 | 

2月の19日から二泊三日、母娘3人で瀬戸内海に位置する直島に行って来た。長女の次男が勤めているベネッセという会社が有名なアーティストと共に芸術の息吹を吹き込んだ独特の島であり、「見てくるといいよ」との薦めで女性3人での旅行となった。ここ2年ほど次女の夫が病で3人一緒に出掛ける機会がなかった。去年の11月残念ながらその夫を亡くした次女の胸中は計り知れないけれど、少し元気を取り戻しつつあったので敢えて誘ったのであった。行動力抜群の次女と共に3人の旅は素晴らしいものになった。多くの芸術に触れ3人の何時もと変わらぬ笑いと共に3日間を心行くまで愉しんで来た。
もしかして又雪?との予報で心配していたが、素晴らしい天気に恵まれ本当に嬉しかった。

一日目

  昨夜から秦野に来ていた私、この日早朝に長女と出掛けることになっていた。目が覚めたのは出発の10分前、もうびっくり物凄い勢いで身支度をし予定の新幹線に乗ることが出来た。朝食は電車の中で摂り新大阪で次女と一緒になり3人の珍道中が始まった。岡山で新幹線を降り在来線を乗り継いで宇野港まで、小田原から約5時間、宇野港から船で20分で宮浦港に着いた。其処からバスで2日間泊まる「ベネッセハウスミュウジアムホテル」に着いたのが正午12時半頃であった。
このホテルは安藤忠雄氏の設計でありあのコンクリートに穴の開いた安藤氏独特の建築であり素敵であった。部屋からは瀬戸内海が一望され海大好きな私にとっては最高の旅の宿であった。

新幹線から富士山が見えました この船に乗って直島へ この道を昇ってホテルヘ 下の駐車場から見たホテル

部屋からの眺め、瀬戸内海です 真ん中に見える島は大土山です こんなアートが部屋から見えました。風で動くのです 風が吹くと動くアートです

船から見た瀬戸内海 部屋から夕陽の沈む様を見ました

一日目の夕食は和食

     
 珍しい和食とても美味しかったです。

二日目

  早朝、日の出を見に次女と二人で出掛けた。日の入りは部屋の真ん前で見えたのだから日の出は反対側、ホテルを出てしばらく歩き海の傍の一寸した公園から山の上に昇る日の出を見る事が出来た。

   
                       ここから日の出を撮影しました

 朝食

この日は町に下り「家プロジェクト」を見て回る。 島内の古民家などを作品化したアートプロジェクト6作を見て回った。

護王神社 go  
  寒桜がほころび始めていました 

プロジェクト作品は撮影禁止だったので残念ながら写真は殆どない。歩きながら 目についた花木を撮影した。

 ホテルに戻って二日目の日の入りの写真を撮る。

 

夕食はフランス料理 

   牛の頬肉、とても柔らかで美味しいでした  

 愉しい美味しい夕食の時間であった。

海の向こうは高松です  夕景 素晴らしい廊下でした

三日目

いよいよ最後の日、やはり早朝は日の出をまた見たいと思った。普通は許されないのであるが次女が頼み込んでOKを貰い、このホテルの屋上からモノレールに乗って約5分上にある 「ベネッセハウスパークホテル」の屋上から日の出を見る事が出来た。

   パークホテルの屋上、素晴らしいです

今日は東京に帰らなくてはならないから午前中安藤忠雄しが建築なさった「地中美術館」を見学した。地中にありながら自然の光を上手に取り込んだこの建造物は脅威に値するものであった。沢山はないがその作品を驚きと感動を持って見る事が出来た。

 

二泊三日の旅を無事終え帰途に就いたのは1時過ぎだった。名残を惜しみながら船の中から瀬戸内海の素晴らしい景色を愛でつつ岡山に向かいそこで次女と別れた。この旅で次女の心が少しでも癒されることが出来たであろう事を願いつつ二人は新幹線に乗った。小田原ではこの電車な止まらないので静岡で長女は降り別れた。
久し振りの母娘3人の旅は本当に愉しくおしゃべりと笑いの絶えない和やかなものであった。どんな時にも二人は私を気遣ってくれ荷物は持ってくれるし、坂などは両方から支えてくれるしこれ以上の親孝行はないと思う程に幸せを感じさせてくれた。二人に心から感謝している。

長い長~い掲載になってしまいましたが、お読み頂けたら嬉しく思います。