老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

姉を見舞う

2013-02-15 14:30:35 | 

雪割草、枯れたと思っていたら3っも花が咲いているのに気づき大喜びです  クリスマスローズの蕾が土の中から顔を出し膨らみ始めました

一昨日久し振りに姉を見舞った。昨年10月の終りに行ったきりだったので今年初めに行こうと思っていたら、姪から「お母さん又転んでこの前と反対の大腿骨折し入院したの」との電話を貰いまたか~とびっくりしたのだった。今回はリハビリの病院には転院せず施設でリハビリが出来るので直接施設に退院して来たのが1月の28日だったそうだ。座っている限りではとても元気に見えたが、一人で歩くのは心もとない。歩くと一寸痛いのだと言っていた。全て介護の方のお世話になっている様であった。
丁度姪も来合わせていてついつい二人の間での話になってしまう。すると姉が「貴方達の話している事全然分からないのよ~1体1なら分かるんだけどね~」と言われ、姉にも分かる様にと気を付けていても又暫くすると姪とだけの会話になってしまっている。兎に角聴力が衰えている姉なのでもっと配慮すべきであったと反省した。姪は途中で帰ったのでそれからは大声を張り上げながら沢山話す事が出来た。同じ事を繰り返し言うのは更にひどくなった様だ。「貴方は小さい頃頼りない子でね~でも大人になって姉妹の中で一番しっかりしちゃったわね~」とこれでもかと言う程何遍も何遍も聞かされた。姉の様な老人と向き合うのは忍耐の一語、何度言われても始めて聞いた様な態度でいなければいけないのだ。
人との会話に入れないと言う事は辛い事だろうと思う。私は耳鳴りは昔からひどいが、聴力は良いので幸いだと思う。
私が教室で作ったカレンダーを姉に上げて喜ばれた。3時間位いただろうか、「又来るね」と手を握り合って別れた。 

姉の住まいは車で20分位の場所なのでもっと頻繁に行ってあげたいと心では思っていても、行動が伴わない。老い先短い二人だけになってしまった姉妹なのだから今年こそ悔いのない様にと思っている。