老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

遠来の客!

2012-09-03 21:01:55 | 

ピンクの芙蓉咲いています

一昨日と昨日2日間に亘って久し振りの雨。枯れる寸前にあった庭の植物にとっては恵みの雨だった。その雨も驟雨のようなざ~っと来ては止み又暫くするとざ~っと来る変な降り方であった。なにはともあれあの残暑がこの雨で一息ついたようである。
夕べはその雨を気にしながら夕刻から「六本木ヒルズ サロンコンサート2012 藤原真理 チェロ・リサイタル」を聴きに行って来た。長男が誘ってくれた久し振りの音楽会であった。100人位の聴衆、演奏者を目の前にしてチェロの素敵な演奏を心行くまで味わった。往きがけに一寸降られたけれ土砂降りにもあわず長男と愉しい時間を過ごす事が出来た。

今日昼一寸前に三重県に住んでいる姪(兄の長女)から突然「私今東京に来ているんだけれどこれから行ってもいい~」との電話が入った。「どうぞどうぞ大歓迎よ」って返事し待つ事1時間。今年3月末に姉達と三重に行った時一寸会った時以来であったが、ひょろっと背が高く痩せてはいるけれど元気そうな懐かしい姪の姿を目にして嬉しかった。「如何して東京に出て来たの?」と聞いたら「母親の誕生日なので会いに来たんだけど家のベルを鳴らしても返事がなく、何時も持っている鍵を忘れてしまい、何としても入ることができなかったの」「お母さんは家の中にいたんでしょ~」って聞いたら「いたんだけど母親は耳が凄く悪くてベルなんか聞こえないのよ~諦めて叔母さんに会って行こうと思った訳」と言う事だった。
私の結婚前一緒に住んでいた頃、まだ幼なかった姪と私はとても仲良しだった。何時も手をつないで買い物などに行ったものであった。「私叔母さんが大好きだったの」と言っていた。もう60歳近くなる姪だけれど、大好きな叔母さんに会いに来てくれるなんてこんな嬉しい事はない。1時から4時半頃まで普通では話せない様な苦労話を全て吐露してくれた。早くに夫に死に別れ幼ない4人の子供を女手一つで立派に育て上げた偉い姪だと言う事は知っていたけれど、その苦労が並大抵ではなかった事を知った「人間生きるって言う事は本当に大変な事なのよね~」と二人はしみじみ語り合った。
帰りしなに、「叔母さんと話して元気が湧いたし、頑張ろうって思えたわ~」と言ってくれた。「これから必ずいい事があるからね~」って励ました。
叔母と姪の懐かしさ溢れる半日であった。