老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

三重県鳥羽旅行

2012-04-04 14:57:36 | 

東名高速サービスエリアよりの桜 新築した姪の家と庭 姪夫婦
沢山の夏ミカンが生ります キンカンも一杯 びわの木も沢山あります
立派な蕗が一杯あって貰って帰りました 菜の花おひたしにして食べました 庭に一杯土筆が出ていてびっくり!

鳥羽港から見た景色です 焼き牡蠣です 焼いてくれた熱々を食べました。美味しかった~
志摩半島めぐりの途中で撮影 太平洋です 安乗灯台が見えます

3月31日から3泊4日姉と一緒に鳥羽の白木と言う処に新築した姪夫婦の家に招かれ行って来た。
此処は姪(姉の長女)の旦那さんが育った実家。そのお母様が93歳で亡くなるまで住んでいらっしゃった家で、古くなったので長男が受け継ぎ新しく家を建て東京の家とこの家を行ったり来たりして住んでいる。家の裏は一寸した山になっておりその前に建てられた家は住み心地の良い素敵な家だった。暖炉もあって毎晩薪をくべその温かみのある炎を見ながら情緒溢れる3晩を過ごした。
敷地は600坪もあり(その他山林を3万坪程所有しているとか)梅の木やびわが何本も植わっており、夏ミカン・キンカンも沢山取れる。蕗も立派だし菜の花も綺麗。旦那さんが植物好きな人なのでバラや牡丹・シャクヤクその他いろいろな植物を植え、野菜も沢山作っているし、私にとっては何とも羨ましい限りであった。南天もあちこちに一杯赤い実をたわわに付けて素晴らしい。ビワの生る頃にはお猿さんが来て食べて行くそうだし、たぬき・いのしし・鹿等もやって来て見る事が出来ると言う。まさに私等とは別天地の暮らし振りであった。空気は良いし、姪は「此処で何日かを過ごすとお腹が空いてつい食べ過ぎ太ってしまうのよ」と言っていた。

二日目は鳥羽湾に行き其処からパールロードを走り志摩半島めぐりを楽しんだ。鳥羽は真珠で有名な場所、でも近頃は養殖も全然していなく真珠は寂れているそうだ。売ってはいるらしいけれど見に入る事もしなかった。
半島めぐりの途中で焼き牡蠣を始めて食べた。本心を言えば生牡蠣が食べたかったけれど、もし当たったら大変だからと目の前で焼いてくれる牡蠣を美味しく頂いた。半島めぐりでは所々にある展望台で車から降り素晴らしい景観を写真に収めた。

3日目は津市に住んでいる姪(この姪は私の兄の長女で、私が結婚するまで実家で幼時期を一緒に過ごした子である。私にとてもなつき私も非常に可愛いがった姪である。もう58歳になっているが、昨年突然「叔母さんに会いたい!」と津からわざわざ家に来てくれた事があった)を津から呼び5人で四方山の昔話などをし半日を愉しんだ。

今回の旅は往きは婿さん運転の車で。何時も自分が運転するが今回は後部座席で姉と座り楽な道中であった。朝6時半に家の前で拾って貰い、白木に着いたのが午後4時半、途中4回程車から降り食事したり休んだりしたが、何と10時間掛かったのだ。東京では桜の開花は遅れ全然咲いていなかったが、東名高速道路の何処らかあたりで両端にずらっと桜が綺麗に咲いているのを見る事が出来た。
愈々明日は帰ると言う前の夜突然次女から携帯電話が掛かって来た。「お母さん明日帰るんでしょ、明日は凄い暴風雨だそうだから気を付けてね」って。帰りは姪と3人で電車で帰る事になっていた。最初は昼間に東京に着く予定にしていたが、少しでも長くいたかったので夜東京に着くようにしょうと変更していたのだ。次女の電話によりやはり早く帰った方が良いと言う事になり9時には家を出た。乗車中は大した天候ではなかったが、東京駅に下りた時は相当に雨が降っていた。私達の後から暴風雨は多分追っかけて来たものと思われる。夜に入って相当ひどくなったから早く帰ってきて良かったと次女に感謝した。3時半頃家に戻って来たのだが、次々5人の子供から電話を貰った。元気で無事帰って来た事を皆喜んでくれた。「私矢張り皆に心配を掛けているんだな」と再確認したし、有難い事だとつくづく思った事であった。

94歳の姉にとっては相当の負担では有ったと思うが、傍目にはとても元気で「来られてほんとに良かった、愉しかったわ~」と喜んでいたのが私等3人にとって一番嬉しい事であった。旅の疲れが出ない事を願っている。4月には北海道の息子の処に行く予定もあるとか、今回で自信が付き刺激のある生活が続けられたら良いなと思っている。
最近にない本当に愉しい有意義な旅であった事に私の心は嬉しさ一杯である。