white eye：

世間はやふやふ春めき、
はや頻繁にメジロを見かける季節であります。

古来より梅に鶯とは申せども、
実際の鶯はもと山奥に棲み影を現わさぬもの。
梅花の蜜を吸いにやってくるのは、この目白にございます。
古きよりメジロとウグイスは混同されてきたのでありますな。
「鶯色」もまた然り、「メジロ色」。ウグイスはより褐色の鳥でありますが故。

しかしまた紅梅の紅とメジロの薄緑はまたよく映えて、
これはこれでやむごとなきものでありますから、
今年もまた、梅園などに赴きたいものです。


梅干しは嫌いなんだけどね。


　　　

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