fantasia*diapsida

とりとめのないメモの山

book: evolution:

2008-04-03 00:00:00 | bookren@
やっとこさ買いました!
巷で流行っている(?)
『骨から見る生物の進化  EVOLUTION』
J・ド・パナフィユー:著, X・バラル:監修, P・グリ:写真, 小畠郁生:監訳, 吉田春美:翻訳  河出書房新社 (2008)
の原著版、

 『Evolution』
 Jean-Baptiste De Panafieu:著, Patrick Gries:写真, Linda Asher:翻訳  Seven Stories Pr (2007)!

他にも別の出版社から
『Evolution [in action]』
Jean-Baptiste De Panafieu:著, Patrick Gries:写真, Linda Asher:翻訳  Thames & Hudson Ltd (2007)
が出ていますが、内容は同じであるようです。

脊椎動物の骨格の進化に興味がある者にとっては、非常に良い本です☆
哺乳類系の皆さんはもちろん沢山載っていますが、
ヒヨケザル・トビトカゲ・モモンガなどが比較されていたり、アライグマとレッサーパンダの骨格が並んでいたり、
キリンとオカピが同時に載っていたり、見せ方は「成る程面白い」といったところ。
今までこういうの、ありそうでなかったよねぇ。
他にも色々あるけれど…
例えば綺麗な骨格標本にするのが難しい、魚系(アンコウとか、すンごいぞ!)などもあって、
特にシーラカンス(Coelacanth)Latimeria chalumnaeの骨格がババーンと見開きで掲載されていたりして、
これはなかなかの感涙ものであります!

コストパフォーマンスもなかなか…
amazonで¥5000ちょっとで購入したのですが、非常に得した気分ですね。
文字より写真の方がメインなので、英語が苦手な方(for example,私)でも原著は勧められると思いますよ。
黒くてスタイリッシュで、どこに置いていてもカッコいいしね。
今後ずっと大切にしていこう♪

で、本棚に並べてみると…
うわ、やっぱりデカイ(笑)。

…やっぱり研究室のマイデスクに置いとこうかしら。


LINKS:
specimens: 我が骨格標本たちは此処に在り。そういや全然新しいのupしてなかったねぇ。
evolution: 進化の論理。
hunting books:Dinosaur Imagery この本見つけたときは嬉しかったよ。

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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございます。 (団長)
2008-04-03 22:14:22
はじめまして。TBをありがとうございました。
骨格標本作りをするんですね。団長ブログでもイルカ、タヌキなどその手の話題を載せています。
恐竜関係の仕事もしたことがあったりして(えへへ)。

LOKIさんのブログをざっとみたら、どうやら団長と同じ大学のようです・・・こちらは随分昔の話ですが。

まずはお礼まで。

返信する
良い本ですよね。 (ゆー)
2008-04-03 22:20:04
はじめまして。TBいただいたのでお邪魔しました。
“EVOLUTION”、僕は[IN ACTION]を買いましたが、
これは良い写真集ですよね。
僕は丸善で買ったので、アマゾンより高価でしたが、
値段以上の価値はあるかと思います。
骨は良いですね。この本を肴にして酒が飲めます。
BLOG軽く拝見いたしました。また改めてじっくりと。
4月1日の鼻歩類ネタは良かったです。
高校生のときに図書館で借りたのが懐かしい。
それでは、またお邪魔いたします。
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あ…。 (ゆー)
2008-04-03 22:25:57
鼻歩類じゃないや。鼻行類ですね。
タイポですね。申し訳ないです。
返信する
こちらこそどうも! (LOKI:(fantasia*diapsida))
2008-04-06 01:33:50
返事が遅れて申し訳ございません。

>団長様
はじめまして、こちらこそコメントをどうもありがとうございます。
団長さんのブログも今一度拝見させていただきましたが、
なんとスッポンの頭蓋をお持ちのようですね。
私も鍋から全身骨格を拾った際に、その造形的な美しさや構造的合理性に魅せられたものです。

大学が同じ…かどうかはこちらからは判断がつかなかったのですけれど、
でも、そうだとしたら実に光栄な奇遇でありますね!


>ゆー様

「骨?えーキモイ」と言う友人も、「綺麗だね」と言わざるを得ませんでしたからね、
エライ本です(笑)。
鼻行類は、良かったですかね?こんなのネタにして善いのかなと戸惑うところもあったのですけれど、
そのように言われると甲斐もあったやなぁと心休まる思いです。

ブログも再度見させていただきました。
様々な展覧会のレポートが、写真も多く楽しいです。
またお邪魔させていただきますね。
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