小春日和

アラフォー主婦の日常

イタリア旅行 6月15日(水)

2016-08-20 23:32:35 | イタリア旅行(2016.6.14~22)
2日目。

初日から6:00起床です。
4時間ほどしか眠れずかなり辛い朝となりました。
身支度を整え、チェックアウトができる状態に荷物もまとめます。
先に準備のできたダーは朝食時間までプラプラしてくるといって一人出かけて行きました。

7:10、ようやく戻ってきたダーと朝食へ向かいます。
ビュッフェになっていて、パンにハムやチーズ、コーヒーにジュースなどとてもシンプルなメニューでした。

パンは甘いものばかりで普通のトーストとかはありませんでした。
私は朝から体調が悪く、なるべく味のないパンをパイナップルジュースで流し込み、チェリーで腹を膨らますといった状態でした。
旅行初日から8日間も体力が持つか不安なスタートとなりました。

7:25、アルベロベッロの町を街策に出かけます。
まずは昨日夜遅く着いて暗くて撮れなかったホテルの外観から。

アパートみたいですね。
この日はとてもいい天気だったのですがかなりひんやりしていて、薄手のシャツを着ていても寒いくらいでした。
でもそのおかげでだいぶ気分が良くなり、なんとか街を散策して回ることができました。
トゥルッロと呼ばれるとんがり家屋が特徴のお家が今でも住居や店舗として利用されており、世界遺産に登録されています。

サンタントニオ教会。

聖メディチコズマエダミアーノ教会。
 
こちらは中に入ることができました。
トゥルッロ ソヴラーノ。

昔のトゥルッリ住居を見学できるらしいのですが、まだ開いていません。
ジャンジローラモ広場からの景色。

かわいらしくて素敵ですね。
残念ながら朝早すぎてお店が空いておらず、お目当てのジェラート屋さんもチーズ屋さんもいけずじまい。
本当に町並みを見て回るだけといった感じで、一時間ほど散策してホテルに戻りました。

9:00、荷物を持ってホテルのロビーに集合し、ここからはバスでポンペイへまで4時間の移動です。
40人乗りくらいの観光バスに添乗員さんを入れて20名だったので、ゆったり座って行くことができましたが、なにせ移動時間が長い・・・。
11:15、2時間ちょっと走ったところでトイレ休憩となりました。

こちらのドライブスルーではワインやビールなどのお土産がSALE価格で売っており、その中でも500mlのビールが6本入って5ユーロと破格の値段だったこと、今夜と明日はホテルが変わらないのと冷蔵庫があるとのことで、何組か購入していました。
実は私もその一人。
なかなか眠れないので寝酒にいいかな~と思い買ってしまいましたが、これが大正解。
毎日ホテルについて冷蔵庫で冷やし、お風呂上りに飲んで寝たら、ぐっすり寝ることができました。
11:35、再びここから約2時間の移動です。

13:10、予定より早くポンペイに到着。
まずはツアーについているお昼を食べにポンペイ遺跡のすぐ近くにあるレストランに向かいます。
パンフレットにはシーフードフリッタとだけ書かれていましたが、前菜、パスタ、シーフードフリッタ、ジェラートの4品でした。
ただしドリングは別料金です。
前菜はイカと野菜のマリネ。

さっぱりしてて美味しかったです。
パスタはシーフードのボンゴレ。

残念ながら日本のようにアルデンテではありませんが味は美味しく、太麺な上に大盛りに盛られたのですが、ペろりと食べちゃいました。
シーフードフリッタ。

パスタでお腹一杯になっていしまいほとんど残しちゃいました。
バニラのジェラート

まあ普通。
イタリア最初のちゃんとしたご飯が美味しくて安心しました。

14:20、食事の後は現地のガイドさんと合流し、ポンペイ遺跡観光です。

ここでは、現地のガイドさんがいないと添乗員さんはガイドをしてはいけないそうで、現地のガイドさんが英語で話したのを添乗員さんが日本語で通訳して説明してくれます。
こちらもヴェスヴィオ火山噴火による火砕流によって地中に埋もれていたナポリ近郊の古代都市として世界遺産に登録されています。
ポンペイ遺跡は火山灰に埋もれていただけということもあって屋根とはさすがになくなっていましたが、思いのほかキレに遺跡が残っていてびっくしました。
 
ただなぜか期間限定でポーランド人作のブロンズ像が遺跡の周りに展示されていて、欧米の観光客には大好評らしいのですが、私たち日本人には景観を台無しにしてるとしか思えず、とても残念でした。
 
 
 
さすがにこの時間は気温も上昇しかなり暑くて、1時間の観光はかなり辛かったです。
遺跡内は日陰もないので日傘と水は必須です。
また、足場も悪く火山灰のような細かい砂が多いため靴も汚れます。
事前にダーママから聞いていて、汚れてもふき取れる靴を履いて行って正解でした。
観光後は入口まで戻り、トイレ休憩も兼ねてカメオのショップに立ち寄ります。
残念ながら興味はないのでトイレだけ借りて外の露店を見て回りました。
あまりの暑さに露店で売っているスムージーが気になり、オレンジとレモンのミックスを注文。
冷たくてさっぱりしてこれが生き返るほど美味しかったです。

16:15、再びバスに乗ってナポリの街へ移動します。
ナポリは多数の大型客船が入港する港町で、この日も2つの大型客船が入港していました。
でもイタリアの中で最も治安の悪い場所とあって、一歩観光地を離れ住宅街に入るとゴミだらけととっても汚い街でした。
そんなこともあってか大体のツアーのパンフレットでは車窓観光となっています。
ということで車窓からの景色。
 
改装工事中の王宮。

このツアーもパンフレットでは車窓観光となっていたのですが、ヌオヴォ城とサンタルチア港にある卵城では15分ほどでっしたが下車観光することもできました。
っといことでヌオヴォ城。
 
卵城。
 
この卵城のある辺りがあの有名な歌に出てくるサンタルチア港。思わず歌っちゃいました。
ヴェスヴィオ火山も見えます。
 りが
巨人の噴水。

この日のナポリは雲一つない青空です。
これなら「ナポリを見てから死ね」と言われるのも納得できるのかな~とは思うものの、治安の悪さとゴミ問題がもったいない限りです。

18:30、夕食を食べにレストランに向かいます。
今日の夕食はツアーについているナポリビザです。

この後はホテルに行くだけなので添乗員さんおすすめのレモンビールを注文。
ダーはなぜかレモンチェッロを注文。
 
レモンビールはすっきりしてて飲みやすかったです。
レモンチェッロはなんだかわからず頼んだらしいのですが、あのイタリアのお土産でも有名なレモンリキュールです。
ウォッカみたいにカッときます。さすがにこのままで飲むにはきつかった。
最初はサラダ。

ドレッシングはなく、オリーブオイルと塩コショウで自分で味付けをして食べます。
でもどうやっても美味しくならないのはなぜでしょう?
そしてお待ちかねのピザ。

分厚くて大きくてこれで一人前。
でもこれがまずい。
生地は固くてあごは疲れるし、チーズもトマトソースも全然美味しくなくて、一切れ食べただけで残しちゃいました。
デザートはナポリの名物お菓子スフォリアテッレ。

パリパリのパイ生地みたいな中にカスタードクリームが入っています。
まずくはなかったのですがピザで食欲が失せてしまい一口で断念。
この旅行で一番最悪の食事となりました。
明日の夕食はついていないので、絶対に美味しいナポリピザを食に行こうと心に決めた次第です。

20:00、この日から2連泊するホテルホリデイインナポリに到着です。

ロビー事態も狭いのですが、同じような日本人ツアー客が沢山いてとても賑わっていました。
この日も翌日のスケジュールを確認し、キーをもらって早々にお部屋に入りました。
部屋も広く、とっても寝心地が良さそうなベットが置かれていて一安心。
    
ミニバーには無料のインスタントのコーヒーや紅茶、湯沸しポットもありました。
 
冷蔵庫にもドリンク類が入っていましたがこちらは有料でした。
バスルームもバスタブ付きの普通のホテルのバスルーム。
 

アメニティは固形石鹸とバスタブに固定式のホディーソープとシャンプーが一緒になったもの、ドライヤーにティッシュもありました。
この旅行でベットは一番寝心地が良かったです。
シャワーを浴びて昨日買ったビールを飲んで、さすがに眠くて21:30には就寝です。

明日はこの旅行で一番楽しみにしているカプリ島にある青の洞窟とアマルフィーへ向かいます。

3日目につづく・・・。