サボテンが花をつけている

シャア・アズナブル役の池田秀一さんに絡めて、出演されている作品の感想を語っています。

#169 ハイリスク

2006年06月04日 | 洋画吹き替え
ハイリスク [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る

 本日は、ジェット・リー主演の「ハイリスク」(1995年)です。
 
 監督がウォン・ジン(王晶)ということで、話は気楽に見られて楽しめる映画だけどジェット・リーのカンフーアクションを目当てで見るとちょっとがっかりくる作品なのでご注意を。どちらかというとガン・アクションがメインなのと、お笑いやお色気を入れつつド派手爆破シーンがある香港エンタメ映画だと思います。

 内容は、元特殊工作員(ジェット・リー)がある事件で妻と子供を亡くし数年後にアクション俳優のスタントをしている。ある日高層ビルを乗っ取ったテロ事件に巻き込まれるが、そのテロリストは以前自分の妻子を殺した犯人だった。彼は復讐を果たすため再び立ち向かうのだった・・・といったところ。

 監督は「ゴッド・ギャンブラー」や「シティ・ハンター」のバリー・ウォン(王晶)。他にカンフースターにジャッキー・チュン(張学友)、テレビ記者にチンミー・ヤウ(邱淑貞)。

 さて、池田秀一さんはもちろんジェット・リー。元特殊工作員の中尉で妻子をテロリストに殺される役なので、最初から最後まで真面目で硬派な役柄。お笑い部分もないのでずーっと渋く決めている。出ずっぱりなので結構しゃべっているし、強いし頼りになるし死なないので安心して見ていられます。ただちょっと声が低いかな。でも相変わらず登場シーンなど格好良い。これで美しいカンフーアクションがあれば最高なのだけどなーといった感じ。

 個人的には、ジェット・リーというよりリー・リンチェイの頃のが、池田さんに合っていると思うので昔の作品のが私的にお薦めなのですが、最近のDVDには吹き替えが入っていないのものあるのでご注意を~。