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別府市の新しい図書館を実現する会

市民が求める図書館、100年先へ残せる図書館をつくりましょう

100年先の未来へ残せる全ての市民に役立つ図書館とは

1.すべての市民に開かれ、市民と共に歩む図書館  2.新鮮で豊かなな資料があり、充実したサービスが提供され、生涯学習の拠点となる図書館   3.図書館ネットワークの中で活動する図書館  4.街づくりの核となり、市政を振興し地方自治を推進する図書館  5.豊富な温泉関係資料があり、別府の歴史を記録し次世代へ伝える図書館  6.専門職員がいて、未来に向け発展する図書館

1.すべての市民に開かれ、市民と共に歩む図書館

1)幼児から高齢者まで、障害者、図書館から遠隔地に住む市民など、すべての市民を対象に図書館サービスを提供する。  2)いつでも、どこでも身近に利用できる図書館があるまち。  3)常に市民とコミュニケーションをとり、市民生活を支え、市民から支えられる活動がある図書館

2、新鮮で豊かな資料があり、充実してサービスが提供され、生涯学習の拠点となる図書館

1)明確な蔵書構成方針(資料収集方針、資料処分方針)を持ち、一般書、一定レベルの専門書など、豊かでバランスが良く、常に利用者の立場に立つ新鮮な蔵書構成が保たれている図書館。  2)各種レファレンス資料、図書、新聞・雑誌などの逐次刊行物、公的出版物、地方行政資料、図画、写真、視聴覚資料、電磁的資料など、幅広い図書館資料のある図書館。  3)人生で初めて本に出会う幼児や児童、ヤングアダルトなど若年層の利用を積極的に促す資料とサービスの充実。  4)高齢者、障害者が利用しやすい資料や図書設備など充実。  5)レファレンスサービス、リクエストサービスの充実。  6)ほとんどの資料が開架で利用でき、ゆったりと調べたり、利用出来る閲覧環境の整備。  7)各種資料への興味が湧くような展示を行うと共に、図書館活動を促進し市民との協働が広がるような展示や講演会、映写会など各種活動を行う。

3、図書館ネットワークの中で活動する図書館

1)中央図書館といくつかの分館を持ち、貸出・返却等がどこでもできるように、コンピューターネットワークと配本車等による物流ネットワークの構築。 2)県立図書館が構築している大分県図書館ネットワークを積極的に利用。 3)地元大学や研究施設との相互貸借を含めたネットワークの構築。 4)学校教育、学校図書室との連携。 5)近隣市民への図書館開放と協力。 6)インターネットによる蔵書情報の提供。

4、街づくりの核となり、市政を振興し地方自治を推進する図書館

1)各種市民団体(自治会、業者団体、文化・スポーツ団体、街づくり団体等)や個人の出版物を保存し、必要に応じて資料や情報を提供することで、地域における産業や文化などを振興し、住民活動や住民自治の発展に寄与する。 2)街づくりの核となる行政機関として、積極的に市政振興に役立つ資料、別府市に関する資料の収集や提供を行う。市行政の企画立案にも、資料や情報を提供することで寄与し地方自治を推進する。 3)教育をはじめ産業、福祉、スポーツ、文化など市政、市民生活のあらゆる分野の振興に役立つ資料・情報を収集し提供する。

5、豊富な温泉関係資料があり、別府の歴史を記録し次世代へ伝える図書館

1)郷土資料の充実  ①郷土出身者の著作物、郷土就寝者の関する資料の充実。 ②町内会や企業、学校など様々な団体や個人の諸活動が記録された資料の充実。 ③別府の過去を記録する古文書、公文書などの資料の充実。 2)温泉に関する資料を収集し、全国屈指のコレクションを構築する。 3)地域における各種出版物の作成を支援する。 4)郷土資料の積極的公開、展示等を行う。

6、専門職員がいて、未来に向け発展する図書館

1)各分野の資料を良く知り、利用者と資料・情報を結びつけることができる専門的知識を持った職員がいる。 2)自治体職員として、図書館だけでなく地方自治全般を意識し、市民のために働く市職員がいる。 3)市民の期待に応え、積極的に利用者にサービスする職員がいる。 4)未来の街づくりを意識した長期的視野に立った図書館運営を行う。

別府市長立候補予定者よりの回答

2015年02月21日 16時31分10秒 | 日記

渡部幹雄氏の講演会の後
先日別府市長立候補予定者に対して公開質問をしておりましたので
その回答の発表がありました。
下記になりますのでご覧ください 又、候補者の皆様、真摯にご回答いただきありがとうございました。







図書館の可能性をどう切り開くか  ~各地の実践をとうして~

2015年02月21日 16時13分52秒 | 日記
本日
「図書館の可能性をどう切り開くか」  ~各地の実践をとうして~
と題して

和歌山大学教授 渡部幹雄氏の講演会を行いました
渡部氏は大分県緒方の出身で先駆的な図書館を手掛けられています。
国内外の例を挙げてのお話、またその発想は目からうろこでした。
下記にレジュメを掲載しますのでご覧ください




2015年2月21日(土)13:30~ ニューライフプラザにて開催

2015年02月12日 16時49分12秒 | 日記

別府市の新しい図書館を実現する会ニュース 第2号

2015年02月12日 16時43分19秒 | 日記

市長立候補予定者への公開質問状

2015年02月12日 16時32分46秒 | 日記
別府市長選立候補予定の皆様へ(公開質問状)

別府市の新しい図書館を実現する会
代表佐藤慶子

来年4月の市長選めざし、情熱を持って連日奮闘されていることに敬意を表します。

さて、私ども「別府市の新しい図書館を実現する会」は平成19年に「別府市の図書館を考える会」として発足し、旧南小学校跡地への図書館建設計画や現市立図書館への提言、そして新館建設に向けた提言や要望等を行って参りました。
別府市はこの数年間の図書館の努力にも拘わらず、図書館サービスは全国の類似規模(10万人以上15万人未満)の都市の中で、数十年にわたりほとんどの指標(蔵書数、貸出数等)で最下位に近い状況にあります。

大分県内においても、別紙のように、別府市より小さな市や町においても積極的な図書館行政が行われています。
この状況をいつまでも放置することは、別府市における教育、文化、芸術、福祉、スポーツ、街づくり、産業の発展など、市政の全ての分野の発展にとって大きな禍根を残すことになります。

図書館は言うまでも無く、知りたい、学びたい、楽しみたいという気持ちがある市民は誰でも、自由に、自主的に図書資料に触れることのできる場所です。すべての市民の成長を保障する場でもあります。
そこで私どもは、長期にわたる「別府市図書館総合計画」(仮称)を策定し、単に新図書館を建設し蔵書を増やすだけではなく、市民の利用が年々増え、図書館が市民から支持され日常生活に溶け込むような図書館サービスを展開してほしいと願っています。

全国で先進的な活動をしている図書館の職員の経験や知恵を借りながら取り組めば短期間のうちに見違えるような図書館になることは各地の経験が示しています。

そこで今回市長選にあたり、次の項目について皆様方の考え方をうかがうとともに、市民にその回答も伝えたいとこのような公開質問状を提出することにしました。議会や予算のこともあり回答しづらい内容もあるかと思いますが、市長としての政策と姿勢を示していただきたいというのが、この質問状の趣旨でございますのでお酌み取りいただきたいと存じます。
ご多忙中とは存じますが、なにとぞご回答くださるようお願い致します。

質問-1
「別府市図書館総合計画」(仮称)の策定について。
行政が主体となり、専門性を生かした、お仕着せ、お任せでない綿密な総合計画があってこそ、長期にわたる図書館施策はうまく行くのではないかと思います。
このような計画の策定について、どのようにお考えでしょうか。

質問-2
現在の図書館状況を変えるには、寄りつきの良い場所に規模の大きな新図書館と、市内に数カ所分館を設置することが必要だと思います。情報や物流でつながる図書館ネットワークがあれば、市民はもっと気軽に図書館に立ち寄ることができそのサービスを受けることができます。
新図書館の建築、分館の設置についていかがお考えでしょうか。

質問-3
図書館の資料を選び、その資料を使い、提供し、市民へのサービスをするのは職員です。市民のために働こうとする気概と専門性を持った正規職員がいなければ、市民の要望に責任を持って応えられるサービスはできないと考えます。全国的にはいくつかの図書館で指定管理制度や運営委託などが行われていますが、多くの問題が指摘されており、総務省も図書館運営は指定管理制度になじまないと文書を出し
ています。
また、特に館長は経験と能力ある人材を獲得することが大切だと考えます。
そこでお伺いしますが、館長人事、図書館運営は直営で専門職を配置することを表明していただけるでしょうか。

質問-4
よろしければ、図書館への思いなどお書き戴けませんでしょうか。
以上のことについて1月31日までに文書で回答いただきたいので、ご多忙中とは存じますがよろしくお願い致します。
またこの質問と回答は報道各社にも公開すると共に、来年2月21日に行う講演学習会に於いて発表させていただく予定です。

<連絡先>
事務局長中村佐市
〒874-0906 別府市天満町2-28 TEL.080-1711-3461