本日、飲み会。
県内のあちこちの市町村に住む方が参加した飲み会。
自己紹介と合わせて我がまち一番を紹介しようということになり、
皆、我がまちの良いところ、良いもの･･･がありすぎて、なかなかイチオシを選択できない。
自分は、山鹿市のイチオシを紹介することとしたが、
ぬるぬるした温泉は良いし、山鹿灯篭祭りも良い、
タマヤンの激安ステーキランチもオススメだし、
今が旬の菊鹿町の栗まんじゅうも最高に美味い。
原生林の渓谷を上り360度の展望の八方ヶ岳は四季を通じて行く甲斐はあるし、
千代の園酒造の日本酒は毎晩でも飲みたい銘酒だ。
なかなかイチオシを選択するのが悩ましい中、
口から出たのは「吉田饅頭」だ。
予約なしで訪れると親父が不機嫌になる高飛車な部分もあるが、
奥さんと娘さんのフォローが良い。
小豆の粒あんは絶妙の潰し具合で、
甘さ加減も万人にウケるバランスだ。
あ～しどろもどろに紹介しながら食べたくなった(笑)
そんなイチオシ紹介の中で心に残ったのは人吉市のOさんだ。
「7月豪雨の際は皆さんに応援いただきありがとうございました。」
との感謝の言葉から始まり、
彼女の好きな人吉のモノと水害後の状況を次々と紹介しながら涙声になり
「丸一蕎麦は復活しました。どうぞ皆さん食べに来てください。」
味噌饅頭が美味かった濱田屋は再開を断念し、
上村うなぎも好来ラーメンも再開の予定は分からない。
チーズケーキが美味いラッキーブランチも再開はいつになるのか｡｡｡
彼女が好きだった故郷の味が再び味わえるのか分からない中で、
丸一蕎麦がいち早く再開した。
その再開の喜びが、参加者に人吉を紹介する中で思いだされたようだ。
ワイワイガヤガヤと騒がしい飲み会の席で、
7月豪雨から少しずつ復旧する被災地の方の小さな喜びが感じられた。
11/11(水) 宴休足
