弁天ジョガーの気ままにラン

夜空には冬の大三角

20代の頃、T下さんと一緒によく山に行った。T下さんは大学時代にワンゲルに所属されていた本格的な山屋さんで、私に山の魅力を教えてくれた。

ある時、T下さんから「山を登るときはエイトビートの曲を口ずさむといいぞ」とアドバイスをもらった。大股で息を切らして休憩しつつ登るよりも、歩幅を小さくしてリズム良く登ったほうが疲労も少なく滑落の心配も少ない。うさぎと亀の理論である。

そんなことを考えながらの夜のjog、自宅周辺の11.4kmを1時間1分で走った。6分半/kmから入り、少しずつスピードを上げながら最後は4分半/kmで終わった。数日前から腰痛の身にとって、ストライド走法で走るよりもピッチ走法の方が腰への衝撃が少ない。頑張って腕を振って、フォームに気をつけながらのピッチ走法は、山登りの理論をそのままランニングに生かした腰や膝にやさしいUD走法だ。

夜空には大きな三角形が輝いていた。オリオン座のペテルギウス、こいぬ座のプロキオン、そしておおいぬ座のシリウス、明日の朝は冷えそうだ。


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