私が所属している音訳のサークルは、40名たらずの小さなグループ
ではあるが、会費を集めて活動している以上、毎年この時期に総会が
開かれる。
先日のミーティングで役員さんから総会のお知らせがあり「出席でき
ない方は委任状の提出をお願いします」という呼びかけがあった。
例年、会場に集まるのは半数くらいで、残りの人たちは委任状を提出
する。
ミーティングの席で何枚か委任状が集まった。そこで何気なく発せ
られたAさんの言葉がちょっとした波紋を。
「日頃はあまり活動できていないので、総会くらいは出席して
貢献しないとね」
自分の思いを口にしただけの悪気のない発言だと私は思ったのだが、
カチンと来た人がいたのである。Bさん曰く、
「私は委任状を出したけど、サボるわけじゃないの。用事が
あって欠席するんです!」
「あっ」という表情をするAさん。
「ごめん。Bさんのことを言った訳じゃないのよ。私自身の
反省の気持ち」
「それぞれ事情があるのだから、みんながみんな出られる
わけじゃない。ああいう言い方はしてほしくない」
「だから、欠席の人のことをどうこう言ってるわけじゃ
ないでしょ」
と温厚なAさんもヒートアップ。
いつも熱心に音訳活動に取り組んでいる真面目なBさんであるだけに、
Aさんの言葉を深読みしてしまい、傷ついてしまったのだろうか。
当たり所が悪かったとしか言いようがありません。

