ベネリの仮想戦記

”LineageⅡ””Heroes in the Sky”ほか、各種テレビゲームについていろいろ書きたいと思います。

勝って!買って!駆って!

2005年09月28日 23時01分35秒 | ゲーム音楽概論
~今日はメタルサーガ・オリジナルサウンドトラックが届きました!~

「勝って!買って!駆って!」

 今日はメタルサーガの音楽CD発売日です!ってか、予約してたんで勝手に家に送られてきました^^)
 (前回ブログ参照

 普通RPGゲームといったらオーケストラ演奏がメインなんですけど、このゲームは近未来でしかも戦車が主役のゲームなもんですからロックやフュージョンなんかがメインですね。もちろんオーケストラ演奏のRPG音楽にすばらしい作品は多いですが、このゲーム曲だって負けてはいません。
 全曲を一通り聞き終わって、特に印象に残ったのは以下の曲でした。

①「ルート99」
 一応前々作「メタルマックス2」の戦車搭乗時フィールドのアレンジですが、前作はスーファミ音源だったものからパワーアップ! まるでアメリカのど真ん中にありそうな「地平線まで広がる荒野に一本の道路と電線があるのみ、そこを一台の大型トラックが走っていく」って感じの雰囲気がとてもよいです!
 基本的にどのRPGもフィールドの音楽は良いものばかりなのですが、ここまで雰囲気がうまく表現されているものはお目にかかれない気がします。後半のピアノ演奏部分が特に雰囲気でてます!

②「流されてニューフォーク」
 この曲はピアノソノの曲で、まるで高級住宅街のようでとてもいいです。戦車は似合わない曲だけど……
 原曲は「メタルマックス2」の町の音楽なんですが、その原曲とは雰囲気がまったく違くて驚き!個人的には、こちらのピアノソノヴァージョンのほうが気に入ってます。まぁ、このゲームのピアノとオルゴールの曲はみんな好きなんですけどね……

③「涙の7ミリ機関砲」
 題名はなんだか派手なんですが、実は「家族」をモチーフにした物静かなやさしいヴァイオリン曲です。メロディのよさもさることながら、ピッチカート(弦を指で弾いて音を出す技法)がいい味だしている点も気に入っています。
 ゲーム中、家族のひとりに実は血の繋がりがないことが分かるというシーンがあるのですが、その場面でもこの曲はいい味を出していました。

④「愛のテーマ」
 「ハンターを続けるのに疲れたら、いつでも帰ってらっしゃい、ここはあなたの家なんだから」
 親の反対を押し切ってハンターになった息子(主人公)に向かって母親が言う言葉なのですが、その場面や家にいるときに流れる曲が「愛のテーマ」です。このシリーズ一作目では親から勘当されるところから始まるのですが、それとはえらい違いです……
 とてもよいピアノ曲なので、ぜひこの曲は演奏できるように練習しようかな。ホント、ゲームBGMとしてだけでなく演奏曲としてもすばらしい曲だと思います。

⑤「お尋ね者との戦い」
 メタルシリーズを通して絶対に欠かせない曲ですね。一作目のファミコン版から続く曲なのですが、当時は同時発音数3音なのにハードロックを表現しようという無謀極まりない曲でした。けど、やっぱ成功してますよ、その試み!
 普通は中ボスの音楽といったら壮大さなどを前面に出すのですが、これはまるで"決闘"。強敵を相手にするというのではなく、探していた賞金首をついに見つけたって感じが出ていてとてもいいです!

 上記以外の曲も全体的にとてもよかった作品でした。ただ唯一の疑問な点は、なぜCD三枚組みなんでしょうか……2枚で入らなくないかな?

 さて、これからピアノ曲「愛のテーマ」を演奏できるようになるまで修行するか……あ、ゲームする時間ががが!

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