さすがスピルバーグ! デロリアン、ガンダム、アキラ、エイリアン、三船敏郎に忍者とキングコングetc。やっぱりこういうエンターテイメントは楽しくなけりゃ。
残念な事にウルトラマンは円谷プロの権利問題で登場できなかったというが、日本のキャラクターがこんなにもという感じでスピルバーグの日本好きが表れているのかなと感じました。
バーチャルな世界に隠されたイースターエッグを探せ! という事で、ゲーム時は2045年、環境汚染・気候変動、政治の機能不全などにより荒廃した世界。貧困状態に陥った人類の多くは「オアシス」という仮想現実世界でゲームをする事により現実逃避をしていた。
オアシスの創始者ハリデーの遺言により勝った者には、オアシスお所有権と5000億ドル(56兆円)が貰えるとあり、世界中のガンター(ゲーマー)が3つの鍵を手にするためにゲームに挑んでいたが、大企業IOIは大量のガンターを送り込むほどだったが、誰一人第一の関門を突破する事ができない中、スラムに住む若者ウェイドがハリデーの言葉の中からヒントを得、まず一つ目の鍵を手にする。
3Dのシーンはさすがに見事だが、全編バーチャルの映像という訳でもなく結構現実社会のアクションシーンも多い。それでも比較的冒頭のカーチェイスシーンの迫力はもの凄く、映画紹介などで色んなキャラクターが出ていると知り、必死に何かを探そうと思ったがメインであるデロリアンなどの動きを追うのがやっとで回りを見る余裕はなかった。
多分ゲームマニア的なゲーム好きな人には分かる所も多いのかと思いますが、全然ゲームをしない私でも80年代のロック・ポップスがかかるので楽しめます。まずはバンヘイレンのジャンプでジーンとしますが、ガンガン80'sロックがかかるかと期待していましたが、それほどではなかったのが残念。
バーチャルグラスを掛けたまま街を走り回るガンターには、バーチャルだから実際に走り回らなくてもいいんじゃないのか? と感じましたが、まあ深く考えないで楽しむのが一番でしょうか。