ビロウな話で恐縮です日記

日常の隙間を埋める試み
と仕事情報

復活

2009年08月19日 12時31分37秒 | 日常
ようやく放浪(?)の日々が終わり、火宅に腰を落ち着けられそうだ。
しかし、腰を落ち着けたら勤勉になるかというと、それはまた別問題だ。
そういうわけで、あいかわらずトロトロとしか日記を書けないかもしれないが、たまに覗いてみていただけるとうれしいです。

放浪のあいだに出た本を宣伝しようっと。
『神去なあなあ日常』(徳間書店):林業一直線な小説。お気軽にお読みいただける内容かと思います。「どうして、林業とか文楽とか駅伝とか、マイナーなものを題材にするんですか?」と、たまにご質問いただくのだが、マイナーじゃないっ! 林業も文楽も駅伝も俺にとっては世界の中心で愛を叫んだケモノだ。ノケモノじみて。←急に言ってみたくなった。
『星間商事株式会社社史編纂室』(筑摩書房):社史編纂室の面々が同人誌づくり一直線になる小説。これは、アレです。きわめてアホな内容です(自分的には大真面目に書いてるのだが、おかしいな……)。お気軽にお読みいただけるのではないかと思います。本屋さんで、『官僚たちの○』の原作と並べて置いてくれないかな、というのがいまの願いだ。ちょうど同じような時代を扱っているし。「お、企業小説か」とまちがって手に取ってくれるおじさまが続出するのでは、と夢想するのだが、たぶん無理だろう。はかない夢想であった。

『風が強く吹いている』が、文庫になりました。新潮文庫の「夏の100冊」にも加えていただいてます。帯の応募券を集めて、よんだくんグッズをもらおう!(追記。「夏の100冊」仕様の帯だけでなく、「映画化!」って書いてある帯にも、いまのところ、よんだくんグッズ応募券がついてますので、どちらをお買いあげいただいても大丈夫なはずです。券を集めていらっしゃるかたは、念のため店頭で帯をご確認くださいませ)
海野そら太さんのコミックス『風が強く吹いている』も、五巻まで好評発売中です。漫画オリジナルのレース展開もあって、ほんとにすごくいいです! 秋には映画も公開になりますし(これまたすごくいいですよ~!)、よろしかったら、この機会にぜひお手に取ってみてください。

ちょっと欲張って宣伝しすぎたか。
書いた日記を、どうやってインターネットにアップすればよかったのだったか、やりかたをうまく思い出せないのが問題だ。