わが盟友、はな様から「クオレ」の感想を頂きました。的確に書いていらっしゃって、子供時代の感動が再び、でした。
『クオレ』!!!持っています。(世界文学の玉手箱…というシリーズの中のものです、ちょっと古い)
作者のデ・アミーチスはWikipediaによると、ガリバルディの千人隊に14才で志願して、年がいかないんで断られているのですね。
クオレはイタリア人の愛国心がよくわかります(…ような気がします)
ある、お金をめぐまれたイタリア少年、恵んでくれた人達(外国人)が、イタリアの悪口を言うのを聞いて「俺は自分の国の悪口を言うやつらから、施しものなどもらわないぞ」と銅貨・銀貨を投げ返すのが凄い!!
『ロンバルディアの小斥候』も平和お花畑左翼が読んだら、目を剥きそうな結末(爆)
話の中にイタリアの敵国としてオーストリアが出てきます。
クオレの中では「ドイツっぽ」とか訳されているんですが(…っぽ、って…汗)ついでに「ウラー」とか雄叫びを上げる!そりゃ露助…。
ガリバルディ将軍はエツィオと重なるのですね?(歴女じゃないので、これまた詳しくない)
動画は、そのオーストリアのウィーン楽友協会の黄金の間ですよね?不思議な感じがします。
しかし、自国をケチョケチョに言うのはザパニーズレフトくらいじゃないですか?
朝日新聞に「愛国心とは、その国に生まれたと言うだけで慢心する不遜な心」と確か、あった(全くこの通りか自信はないですが、あまりに凄い表現で、ほぼ記憶しました)ので、もうビックラゲーションですよ。
世界の人は自国を愛してます。やはり、クオレ、いい話がたくさん…日本人、読んだ方がいいです。
☆はな様、ありがとうございます。
子供のとき、これを読んでイタリアのことがわかったような気がしました。
いいかげんなところもあるけれど、愛国心は凄いです。
感動の物語でした。
本がボロボロになるまで読んでいました。
☆☆また、新しく「クオレ」を買って読みたいと思います。
ところで「オーストリア」っていうのがイタリアを侵略し、それまで都市国家だったのがイタリア統一運動を起こしたのです。
ヴェルディのオペラはその愛国心とイタリアの名誉を鼓舞しました。
BGMにヴェルディの「レニャーノの戦い」や「運命の力」をそっとかけて・・・。
☆☆☆スカラの天井桟敷の常連客のすごさは怖いほど、ちょっと歌手がミスどころか声がかすれても罵声・怒号で、野菜まで飛ばすのです。だから歌う方も命がけ・・・少なくともカップッチッリの時代まではそうだった、彼だけが野次は起きず聴衆に愛されたのです。それは彼は「歌の国士」だったから? 感動させたからです。
昔、ヴェルディは祖国統一運動に身をささげていた、そして彼のオペラ上演の時、オーストリアの占領軍の兵たちがスカラにゲシュタポみたいに立っていた。
そこへヴェルディのオペラで進軍ラッパがとどろき、分厚い合唱や重唱が流れ、「祖国」を歌い始めると客は興奮し、立ちあがってオーストリア兵に迫り、見張りの兵たちは身の危険を感じて逃げた、という話を読みました。
Ⅴ(ヴィットリオ)E(エマヌエーレ)R(レ、王という意味はじめの綴り)D(英語でof、DI)I(イタリア)・・・
イタリア王ヴィットリオ・エマヌエーレ・・・とも読めるのです。偶然ですが・・・。
ヴィットリオ・エマヌエーレ国王は、クリミア戦争に参加、トルコ側に味方し、ロシアと戦いました。
それによって祖国統一運動が早まりました。ガリバルディ将軍はヴィットリオ・エマヌエーレ国王のもと、イタリアの英雄となり、アミーチスは讃えたのでしょう。
ヴィットリアとかヴィットリオというのは「勝利」の意味です♪
愛国心はもちろん色々な形があると思います。愛国心から、国家に弓引くものたちも歴史にはいたわけですが、真に国を憂いてなした行動はあとで人の心を打つものです。
パウロが愛がなければどんな善行もむなしい、というようなことを述べてますけど、これを、愛国心がなければどんな政治行為もむなしい、という言い方にも応用できると思います。
といものは害悪であるとしてきましたから、特に年配者やネットを使用しない人には【難しい】でしょうね。私の両親もアカ共の教育の賜物wなのかしりませんがやたら左臭く「ジミンガー」を連発してますけどw
貼った動画はアメリカのものですが日本では考えられないことですな。
8歳少女がアメリカ国家を独唱するもマイクが故障 → すると…
http://www.youtube.com/watch?v=jU8zyB3W0pU
あ、あと私はブロガーでないですw
なんか始める踏ん切りがつかなくて、はじめても飽きて放置とかして、せっかくアクセスしてくれたひとに悪いですからwww
愛国心のない政治は売国です。
現政権がそうです。
私は昔「クオバディス」を読んで感動したことがあります。キリスト教徒を迫害する皇帝ネロの暴政から逃げようとするパウロにキリストがよみがえってその前に立ちます。
「主よ、いづこに?(クオ バディス ドミネ?)」と問うと、キリストは黙ってローマを指した、というところ・・・。
ふと思いだしたのです。
ところで私も動画を貼りつけました。
名歌手フランコ・コレッリが最初イギリスで、次はイタリアで同じ歌を歌っていますが、「勝利だ!勝利だ!」って。
イタリアの反応はすごいですね。
ちょっと・・・感動しました。
これもどうぞお使い下さい。
>Kenさん
朝日新聞は…尾崎秀実でしたか…【赤いクモの巣】の一糸なんでしょうか?
誰も日本人である…というだけで慢心したりしないですよね。中華思想は批判しないのに。
三島由紀夫などは40年も前から、今の日本を予見していて恐いくらいです。
>鶏さん
すごい再生回数の動画ですね…「チチチ、リリリ…」ではないですが、自国を讃えるって清々しいです。
自虐は…悲しい。
えっと、愛国心について考えてくださってありがとうございます。
ベッラさん、質問なんですが、以前、宮崎哲哉さんが、「パトリオットのパトリは〔しょうろう〕と言う意味もあり、〔しょうろう〕を中心に街が広がっていて、【愛郷心】ということでもある」と言っていたのですが、〔しょうろう=鐘楼〕でしょうか?お寺・教会の鐘?
昔は日本も小さな国・州にわかれていて、お故郷言葉、お故郷自慢があり…。
愛郷心ならわかりやすくないですか?
石持て故郷を追われた…のでない限り、自分の生まれ故郷を「こんないい所があるんだよ、こんな美味しい物があるんだよ、こういう人情があるんだよ」と言いたくなる、守りたくなる…それって自然ですよね。
イタリア人がマンマのパスタを世界一と自慢するように。(映画「グラン・ブルー」のエンゾです)
愛はハートでハートは心臓で心臓は身体中に血液を送り出し、血は日本人(またはよその国でも)である証拠。血を愛する=自分を愛する=日本(または自国)を愛する…好きってこと…そんな感じに繋げることもできると思います。
また…長く語ってしまい、すみません。汗。
パトリというのはイタリア語ではパートリア、フランス語ではパトリー、故郷ですが・・・
その辺の語源については、ラテン系の語学者であるぐらっぱ亭様か、フランスでご活躍のKen様にお伺いしたほうが正確だと思うのです。
宮崎哲弥さんは仏教関係にくわしい方ときいたことがあります。
彼の話は幅広いですね。
私は不勉強なので・・・ちょっと・・・。
はな様ってやはり深いですね。よく知っていらっしゃる、教えて下さい。
故郷(くに)を想う気持ちですね。
ありがとうございました。
♪兎追いし かの山…
小鮒釣りし かの川
夢は今も 巡りて
わすれ難き 故郷…
『故郷の 訛り懐かし 停車場の…』
ですね。
エリザベスちゃんの動画を見て、
どこかで似たような場面を見たな…と。
『サウンド オブ ミュージック』、お正月に(池上某の解説付きで、ムッ!)やっていたのを、見たばかりなのに…。
トラップ一家がコンサートホールから逃げるシーンで、『エーデルワイス』を歌うのに詰まると、ドイツ軍の前で、会場のお客さん達が、『エーデルワイス』を合唱し始める、有名なシーンです。
トラップ大佐がナチに注意されても、国旗を掲げるのを止めない所も印象的です。
またイタリアの敵国オーストリアの話になってしまいました。
長くなったついでに書きますが、歌舞伎町(新宿の)のとあるバーだかキャバレーだかにお勤めしている方のブログを通りすぎたことがあって、
お店では、色んな国籍のホステスさんが働いてるけれど、皆、よるとさわると『お故郷自慢合戦』なのだそうです。
…いい話だ、と思いました。
「サウンド・オブ・ミュージック」もよく観ました。あの場面は忘れられない感動でした。
トラップ大佐も歌おうとして、声が詰まってしまうところ、ここは歌を歌うより「もっと歌っているんだ」という感動・・・言葉が続かなくなって・・・そして子供たちが明るく歌う、
子供の時読んだ本もそうですが、子供の時観た映画も貴重な思い出です。
おもしろい発見です。
イタリアではガリバルディ将軍が英雄で、ヴェルディのオペラはリッソルジメントといって祖国統一運動を支持しましたが、オースタリアではラデッキー将軍が英雄ですね。
「ラデッキー行進曲」ってウイーンのニューイヤーコンサートのフィナーレを飾ります。
これって面白いですね。
ガリバルディとラデッキー・・・。
歌舞伎町って行ったことない(ブログも)のですが、そういうお話ははじめてききました。
感銘受けました。
今年の指揮者、ウェルザー・メストさん、すっかりファンになってしまいました。
髪なんか絶対に振り乱しそうにない、お行儀の良い(事故で背骨を三ヶ所手術しているということなので、激しく振れないのかもしれませんが)ところがいいです。
途中のインタビューがまた良かったですね。
【私は25年間、外国で指揮活動をしてきました。
ウィーン的でないオケに対して、この特別な音楽言語を伝えることに苦心しました。
今、ウィーンフィルの前に立ち、
「方言」を正しく話すオケと音楽的対話をするのは、
ほっとする気持ちです。
例えば、外国で突然同郷の人に再開したような気分です。
子供の頃から育んで来た感情が呼び起こされます。】
*方言
*ほっとする
*子供の頃から育んできた感情…
祖国愛、愛故郷(あいこく)って、居丈高な特別な感情ではなく、日常の中にコロンと転がっているものでもあると思います。