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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

国民は今、何を判断すべきか・・・「日本は政局に走っている場合ではない」安倍総理は謙虚さを忘れずに。

2018年03月14日 | 政治

★ ニューズウイークの記事です。この記事を書いた冷泉彰彦氏はリベラルの立場の人ですが、今回は納得するところが多くあるように思えます。

朝鮮半島危機の現状下、日本は政局に走っている場合ではない

3/13(火) 19:28配信

日本は一瞬たりとも外交上の判断に遅れがあってはならない

森友問題への安倍政権の対応は稚拙でした。第一次安倍政権の「格差よりイデオロギーを優先した」イメージが失速の元凶となったように、今回も「イデオロギーの同志と思って」いた籠池夫妻に騙されたり、問題への批判に居直ったりしたのですから、「イデオロギーの罠」にハマったのは否定できません。こういうことを繰り返すというのは良くありません。

日本がタイ版新幹線から手を引き始めた理由

ですが、朝鮮半島情勢が緊迫している現在、政局のゲーム感覚を楽しむ余裕はないと思います。首相夫人の国会招致とか、首相経験者の麻生財務相に辞任を迫るとか、そんな紙芝居のような「劇場」をやっているヒマはないのです。

もちろんいくらトランプ大統領が、「米朝首脳会談に応じる」と発表したからと言って、本当に会談が実現するかどうかは不確定です。ですが、重要なのはトランプ大統領がそこまで踏み込んだのは、「アメリカは北朝鮮の本土核攻撃能力の完成を許すことはない」という政権の固い意思があるからであり、その「完成」が迫っている可能性があることを意味する点です。

そのために「あらゆるカード」の中の1枚として「首脳会談に応じる」と発表されました。これは大変に重たい事実で、トランプ大統領を信用するかしないかという次元を超えています。一方このニュースを市場が好感したことも大切です。これは、アメリカ経済もアメリカ社会も「平和」を望んでいることを意味します。

さらに言えば、ホワイトハウスが今回の「合意」を、南北協議を受けた流れと認めているとことも重要です。五輪での南北外交があり、実務者協議があり、その上でのまず「南北首脳会談」がおそらくはあり、さらに「米朝首脳会談」があるという流れが「当面は」できています。北朝鮮サイドは何も発表していませんが、南北協議を受けた判断だという米政権のサンダース報道官の発言は重たいと思います。

これは大変な事態です。これに対応する日本の方向性は恐らく1つしかないと思われます。それは、仮に南北首脳会談、そして米朝首脳会談が本当に実施されれば、「会談を支える姿勢でブレず、その動きに1秒たりとも遅れない」ことです。

これはゲームではない

この「1秒たりとも遅れない」というのは、具体的には様々な意味合いがあります。例えば、仮に「核放棄合意」が成立した場合、北朝鮮の核不拡散条約(NPT)復帰ということになりますが、そうすると直ちに国際原子力機関(IAEA)の天野(之弥事務局長)体制が厳格な査察を行うことになります。これは、技術的にも政治的にも困難な査察で、日本は関係諸国とともにそれを支えなくてはなりません。

また、仮に「会談が行われたが決裂した」場合、危機は現在(2018年3月)とは全く次元の異なるレベルに深化します。その場合、中国の出番ということになるかもしれませんが、その中国が動きやすいよう、また動き過ぎないよう、日本はこの場合も1秒たりとも遅れずに包囲網結束の要(かなめ)になる必要があります。ロシアが手を突っ込んできて問題を複雑化する可能性もあり、それにも機敏な抑えが必要です。

何故、日本が「1秒たりとも遅れてはならない」のかというと、日本の動きが遅れれば外交孤立を招くからです。一部に、「ジャパン・パッシング(Japan Passing=日本を飛び越した外交)」になるからいけない、という声がありますが、今回はそうした単なる「国のプライドを競うゲーム」ではありません。

危機が深化すれば、その過程で「なし崩し的な半島統一」の可能性が出て来ます。準備が十分でない中での統一となれば、大変に危険で痛みを伴うプロセスになります。その場合、極端な雇用不安、社会不安、あるいは地域対立の激化などを抑える必要が出てきます。新統一国家の求心力を得る「安易なカード」として、統一国家が「反日」しかも軍事威嚇を伴った行動に出る可能性は無視できません。

どれだけ合理的な人々の集団であっても、歴史の転換点において極端な決定を下す可能性は排除できません。そしてそのような事態は、まさに日本にとって存亡の危機となります。

例えば、「米朝首脳会談」で核放棄の見返りに「在韓米軍の撤退」が要求された場合、さらにはその際にトランプ大統領の「昔のお墨付き」がお化けのように出てきて、新統一国家が核武装する事態になる可能性も、排除することはできないのです。そうした危機において、日本が外交的に孤立するということは、何としても避けなければなりません。

政治は、そのような局面を想定するべきです。そして、そのような局面においては、右派的な基盤があるから好戦的で破滅的な判断になるとか、平和主義者だから全体を平和へと主導できるなどというようなファンタジーは通用しません。とりあえず、各国首脳との信頼関係があり、北朝鮮外交の経験も積んでいる安倍政権の継続が、日本にとってリスクを最小限にする選択と考えられます。

もちろん、憲法改正などという余裕はなくなりました。また、7月の参院選の話は、5月という「米朝首脳会談」のデッドラインや6月のG7の「さらに向こう」の話ですし、9月の総裁選などはさらに遠い先の話として考えなければなりません。とにかく、安倍政権としては国内向けの誠意を見せつつ、朝鮮半島危機における最善手を1秒たりとも遅れることなく指し続けることに集中してもらいたいものです。(以上)

冷泉彰彦(在米作家、ジャーナリスト)https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180313-00010006-newsweek-int&p=1

 

★ (ベッラの意見)政権の思い上がりも「北朝鮮」「チャイナ」「ロシア」などを考えると、いろいろ不満はたまりにたまっていても我慢をしてきた。積極的に支持はしていないが、世界の情勢を見極め、自制してきた人が多いと思う。安倍政権はそれを「白紙委任」したような傲慢さを感じさせた。それに誰でもわかるような安倍昭恵氏の「居酒屋」問題その他、一見「自由・奔放さ」に見せて実は足を引っ張ることも是正できなかった。

しかし今、背に腹はかえられぬ。日本を護るのに最も適切な政治家でもなく、政治集団でもない。反日野党にような自民党議員もいる。大企業とのいつもの癒着も良い方面ではなくてアメポチと称されても仕方がない勇気のないことばかりだった。

日本を支えるのは国民だ。今はそれしかない。冷泉氏は今まで決して好ましいとは思えない記事を書いてきていた。しかしそのリベラル冷泉氏ですら、ここまで見通して書いていられる。

テレビニュースを見ていたら「流行の製品」を買おうとして中国人がまた集団で日本人の警備担当者を椅子でなぐったりやりたい放題をしている映像が出ていた。憤慨して見ていると中国人の犯罪を批判し怒る内容ではない。これは大変なことではないか。即刻逮捕の上、国外追放すべき問題ではないか。

今、日本は独立国とは言い難い状態がだんだんひどくなってきている。

いろいろ不満はある。しかし何を優先すべきか判断しなくてはならない。安倍総理もつまらないことで国民の反感をかうようなことをしていれば日本は「有事」そのものになる。

 ★★ 安倍政権には多くの疑問があった。また「種子法廃止」法は今でもやめてほしいと思っている。あまりにも日本国民の為ではないという怒りが他にもたくさんある私だが、今回のことは「世界的情勢」のことなので自分を抑えて書いている。(これっていつもそうだけれど)

 

ブログのティールーム

オペラ界の重鎮である東京のSさまからご紹介いただいたフロリアーナ・カヴァッリの歌うプッチーニ「トスカ」から
 «歌に生き愛に生き» 
子供のころ読んだ本に「ジーナ・ロロブリジーダにも匹敵する美人」と彼女の舞台に接した人が書いていたのを今も忘れない。美貌のソプラノであるカヴァッリ、大変な名歌手だったが来日はせず、またレコードもなくて「どんな歌を歌うのだろう」と想像だけだった。
もうこれは大変な名唱ではないか・・・恐るべしこの時代、戦後まもなくのイタリアは貧しかったが「オペラ」で復興したともいわれているのが納得。
 

Floriana Cavalli - Vissi D'Arte_xvid

 

 

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2 コメント

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政局すなわち国内戦 (目覚まし)
2018-03-19 09:06:44
勝つか負けるか。戦争は武力だけではなく、経済・情報戦も含まれるそうです。
このまま戦後体制を維持するのか、この状況を変えるのかは私たちの選択にかかっています。この戦いには絶対勝たなければならないと思います。弓月氏は一連の流れを理解するのに参考になるのではないかと思います。ご参考までに(朝日報道の出た3月から)https://twitter.com/ssomurice_round

種子法に関しては山本氏のブログがわかりやすいかと思います。
https://hirohitorigoto.info/

安倍首相が西田議員を遠ざけた?というのは経済政策が異なるためだと思います。
西田議員は、消費税を上げて分配するというお考えだったと思います。それは、官僚の天下り(天下り先含め)優遇、キックバック(族議員優遇)等一部の限られた人への恩恵システム。対して、安倍首相は金融緩和(就任当初の増税は、法律で決められていたから)。
改革・ドリルで穴をあけるというのは、利権という一部の人だけが優遇されていたものに対して穴をあけるということなんだと思います。
お目汚し失礼したしました。
西田議員のお話で (目覚ましさまへ)
2018-03-20 05:14:31
遠くまで何時間もかかって両親・先祖のお墓参りに行っていて、帰りが遅くなり、返信をすぐにできずに申し訳ありませんでした。
西田議員は地方議員の時に三宅博議員と共に活躍され、お互いに敬意をもっていて、それで私も西田議員のところで直接お話ができたということで、ここに書けるのはほんの一部なのです。
経済政策が違うことのほかにもいろいろあったそうです。西田議員は「総理への提言」など本を書いていましたし、また大変頭脳明晰な方です。リンクも拝見しました。ありがとうございました。

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