グノー：聖チェチリア荘厳ミサ

発表会のプログラムについて、ご紹介します。

19世紀から20世紀の初頭にかけて、フランスのパリでは11/22に聖セシリアを祝して
聖ウスターシュ教会で荘厳ミサを行い、音楽家組合の慈善を図るのが通例になって
いました。
このミサではパリ音楽院管弦楽団がその演奏にあたっていましたが、グノーの
『聖チェチーリア荘厳ミサ曲』もその中の１曲です。

グノーの『聖チェチーリア荘厳ミサ曲"Messe Solennelle de Saint Cecilea"』
は1885年の11/22の『聖チェチーリア祭』に聖ウスターシュ教会で初演された作品です。
なんと次回の演奏会の日程11/25と近いですねっ
これは運命を感じちゃいますね

聖チェチリアは古くより音楽の守護聖人とされており、毎年11/22は『殉教者おとめ
セシリア（チェチリアの記念日』として祝われています。


『聖セシリア』（ラファエロ・サンティによる1514年の絵画）