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環状ポリメラーゼ伸長反応を用いたSARS-CoV-2の逆ジェネティクス・システムの構築 Shiho Torii et al

2021-06-13 12:00:00 | 「コロナ」詐欺
論文紹介 SARS-CoV-2の新しい作り方

以前にも作っていましたが、作った後の毒性評価は、どうなっているのでしょうか?



https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33838744/ 
Cell Rep. 2021 Apr 20;35(3):109014.  doi: 10.1016/j.celrep.2021.109014. Epub 2021 Apr 1.
Establishment of a reverse genetics system for SARS-CoV-2 using circular polymerase extension reaction
環状ポリメラーゼ伸長反応を用いたSARS-CoV-2の逆ジェネティクス・システムの構築
Shiho Torii 1 , Chikako Ono 1 , Rigel Suzuki 2 , Yuhei Morioka 3 , Itsuki Anzai 3 , Yuzy Fauzyah 3 , Yusuke Maeda 3 , Wataru Kamitani 4 , Takasuke Fukuhara 5 , Yoshiharu Matsuura 6
Affiliations
• 1 Department of Molecular Virology, Research Institute for Microbial Diseases, Osaka University, Suita, Osaka 565-0871, Japan; Center for Infectious Diseases Education and Research, Osaka University, Suita, Osaka 565-0871, Japan.
• 2 Department of Microbiology and Immunology, Graduate School of Medicine, Hokkaido University, Sapporo, Hokkaido 060-8638, Japan.
• 3 Department of Molecular Virology, Research Institute for Microbial Diseases, Osaka University, Suita, Osaka 565-0871, Japan.
• 4 Department of Infectious Diseases and Host Defense, Graduate School of Medicine, Gunma University, Maebashi, Gunma 371-8511, Japan.
• 5 Department of Microbiology and Immunology, Graduate School of Medicine, Hokkaido University, Sapporo, Hokkaido 060-8638, Japan. Electronic address: fukut@pop.med.hokudai.ac.jp.
• 6 Department of Molecular Virology, Research Institute for Microbial Diseases, Osaka University, Suita, Osaka 565-0871, Japan; Center for Infectious Diseases Education and Research, Osaka University, Suita, Osaka 565-0871, Japan. Electronic address: matsuura@biken.osaka-u.ac.jp.

• PMID: 33838744  PMCID: PMC8015404  DOI: 10.1016/j.celrep.2021.109014


Free PMC article
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/pmid/33838744/

要旨

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)は,コロナウイルス2019年病(COVID-19)の原因ウイルスとして同定されている。SARS-CoV-2には複数の変異が観察されているが、簡便な変異誘発法がないため、SARS-CoV-2の各変異の機能解析には限界があった。本研究では、PCR法を用いて無菌でSARS-CoV-2感染クローンを作製する方法を確立した。SARS-CoV-2は、10個のSARS-CoV-2 cDNA断片を環状ポリメラーゼ伸長反応(CPER)で組み立て、得られた環状ゲノムを感受性細胞にトランスフェクションすることにより、高力価で高精度に救出することができた。レポーターウイルスや変異型ウイルスの感染クローンの構築は、PCRによる望ましいDNA断片(約5,000塩基対)へのレポーター遺伝子や変異の導入と、CPERによるDNA断片の組み立てという2つの簡単なステップで完了する。このリバース・ジェネティクス・システムは、SARS-CoV-2のさらなる理解を深める可能性がある。

Keywords: CPER; SARS-CoV-2; infectious clone; mutagenesis; reverse genetics.

++
早く「理解を深めて」発表してほしいものです


関連記事

Reverse genetics system
リバース・ジェネティクス・システム
https://healthcare-in-europe.com/en/news/sars-cov-2-an-easier-quicker-way-to-analyse-mutations.html

SARS-CoV-2: より簡単で迅速な突然変異の解析方法を開発

大阪大学と北海道大学(訳注:群馬大も)の研究者らは、SARS-CoV-2の変異を分析するシステムを開発し、既存の方法よりもはるかに簡単かつ迅速に解析することに成功した。

SARS-CoV-2は、Covid-19パンデミックの原因となったウイルスである。SARS-CoV-2のゲノムに変異が生じ、広がっていることはわかっているが、その変異はどのような影響を及ぼすのだろうか。コロナウイルスはゲノムが大きいため、SARS-CoV-2ゲノムの変異を研究する現在の方法は非常に複雑で時間がかかるが、このたび、大阪大学と北海道大学の研究チームは、SARS-CoV-2の変異を分析するための迅速な、PCRベースのリバース・ジェネティクス・システムを開発した。

研究者たちは、彼らのアプローチを学術誌『Cell Reports』に発表した


CPER法によるSARS-CoV-2のリバース・ジェネティクス。SARS-CoV-2の完全長のゲノムとリンカー断片を含む、合計9つの遺伝子断片を増幅した。すべての断片は、隣接する断片と重なる末端を持つように設計されているため、追加のPCRステップにより、円形のウイルスゲノムとして組み立てることができた。組換えSARS-CoV-2は、この円形ウイルスゲノムを感受性の高い細胞にトランスフェクションすることで回復した。細胞毒性は、CPER製品をトランスフェクションした細胞でのみ認められた。
Credit: Osaka University

このシステムでは、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)と環状ポリメラーゼ伸長反応(CPER)を用いて、ウイルスゲノムの完全長cDNAを再構築する。このプロセスでは、さらに望ましくない変異を引き起こす可能性のあるバクテリアを使用せず、単純な手順でわずか2週間で感染性のあるウイルス粒子を生成することができる。これまでの方法では、2〜3カ月かかり、非常に複雑な手順だった。本研究の筆頭著者である鳥居志保は、「この方法により、SARS-CoV-2の変異の生物学的特徴を迅速に調べることができます」と語る。「CPER法を使って各変異を持つ組換えウイルスを作り、親ウイルスと比較してその生物学的特徴を調べることができます。」 SARS-CoV-2の大きな円形ゲノムは、小さなDNA断片から構築することができ、CPERを使って生存可能なウイルスゲノムを作り、それを使って適切な宿主細胞に感染させることができる。9日後には、大量の感染性ウイルス粒子を回収することができる(訳注:軍事筋は、もちろん従来のリバース・ジェネティクスで、改悪スパイクタンパク入りのウイルスを作っていただろうし、また発表しないだけで、このような方法で量産していた可能性もある)

「今回開発したCPER法は、SARS-CoV-2の伝播と発症のメカニズムの解明に貢献するだけでなく、新たに出現した変異の生物学的意義の解明にも役立つと考えています」と、連絡先著者の松浦義治は説明している。「これにより、Covid-19に対する新たな治療法や予防法の開発が促進される可能性があります」と。研究チームはまた、CPER法を用いることで、研究者がSARS-CoV-2のゲノムに「レポーター遺伝子」を挿入し、目的の遺伝子やタンパク質に「タグ」を付けることができるようになると考えている。これにより、SARS-CoV-2がどのようにして細胞に感染し、Covid-19を引き起こすのかをより深く理解することができ、治療法の開発に役立つと考えられる。また、CPER法を用いれば、病気を引き起こすことができない組換えウイルスを生成することができ、これをSARS-CoV-2の安全で効果的なワクチンとして利用することも可能になる。

SARS-CoV-2の集団では、常に変異が発生しており、それらの変異が何をもたらすのか、ワクチンの効果に影響を与えるのかといった疑問が生じている。研究グループの福原隆介は、「今回開発したシンプルで迅速な方法により、世界中の研究者が変異体の特徴を把握することができ、SARS-CoV-2との戦いに向けて重要な一歩を踏み出すことができました」と語っている。

Source: Hokkaido University
13.04.2021


日本語の短い紹介記事は

新型コロナウイルス、2週間で合成…変異型解析に期待 阪大など発表  2021/04/19 15:00
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20210419-OYO1T50014/


関連

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33177213/ 
mSphere 2020 Nov 11;5(6):e00786-20.  doi: 10.1128/mSphere.00786-20.
A Genome Epidemiological Study of SARS-CoV-2 Introduction into Japan
SARS-CoV-2の日本への侵入に関するゲノム疫学的研究
Tsuyoshi Sekizuka 1 , Kentaro Itokawa 1 , Masanori Hashino 1 , Tetsuro Kawano-Sugaya 1 , Rina Tanaka 1 , Koji Yatsu 1 , Asami Ohnishi 2 , Keiko Goto 3 , Hiroyuki Tsukagoshi 4 , Hayato Ehara 5 , Kenji Sadamasu 6 , Masakatsu Taira 7 , Shinichiro Shibata 8 , Ryohei Nomoto 9 , Satoshi Hiroi 10 , Miho Toho 11 , Tomoe Shimada 12 , Tamano Matsui 12 , Tomimasa Sunagawa 12 , Hajime Kamiya 12 , Yuichiro Yahata 12 , Takuya Yamagishi 12 , Motoi Suzuki 12 , Takaji Wakita 13 , Makoto Kuroda 14
Affiliations
• 1 Pathogen Genomics Center, National Institute of Infectious Diseases, Tokyo, Japan.
• 2 Sapporo City Institute of Public Health, Sapporo, Japan.
• 3 Ibaraki Prefectural Institute of Public Health, Ibaraki, Japan.
• 4 Gunma Prefectural Institute of Public Health and Environmental Sciences, Gunma, Japan.
• 5 Saitama Prefectural Institute of Public Health, Saitama, Japan.
• 6 Department of Microbiology, Tokyo Metropolitan Institute of Public Health, Tokyo, Japan.
• 7 Division of Virology and Medical Zoology, Chiba Prefectural Institute of Public Health, Chiba, Japan.
• 8 Microbiology Department, Nagoya City Public Health Research Institute, Aichi, Japan.
• 9 Department of Infectious Diseases, Kobe Institute of Health, Kobe, Hyogo, Japan.
• 10 Division of Microbiology, Osaka Institute of Public Health, Osaka, Japan.
• 11 Fukui Prefectural Institute of Public Health and Environmental Science, Fukui, Japan.
• 12 Infectious Disease Surveillance Center, National Institute of Infectious Diseases, Tokyo, Japan.
• 13 National Institute of Infectious Diseases, Tokyo, Japan.
• 14 Pathogen Genomics Center, National Institute of Infectious Diseases, Tokyo, Japan makokuro@niid.go.jp.

• PMID: 33177213  PMCID: PMC7657588  DOI: 10.1128/mSphere.00786-20


Free PMC article
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/pmid/33177213/

要旨

2020年1月15日に日本で初めてコロナウイルス感染症2019(COVID-19)の患者が発生した後、2月末までに全国で複数のCOVID-19クラスターが確認された。日本政府は、積極的に全国的な疫学調査を行うことで、出現したCOVID-19クラスターの緩和に注力した。しかし、2020年4月初旬まで、感染経路が不明で、最近の日本国外への渡航歴がない患者が増加し続けた。

2020年4月上旬までに出現したCOVID-19症例から重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)のゲノム配列を評価し,その系譜ネットワークの特徴を明らかにすることで,日本での拡散経路の可能性を示すことを目的とした.患者から鼻咽頭検体を採取し、SARS-CoV-2の逆転写定量PCR検査を行った。

陽性のRNAサンプルは、全ゲノムシークエンスを行い、ハプロタイプネットワーク解析を行った。2020年1月から2月にかけて日本で確認された主要なクラスターの一部は、中国のWuhan-Hu-1関連分離株から直接派生したものであり、その他の異なるクラスターも存在していた。クラスターは3月中旬まではほぼ収束していたが、ハプロタイプネットワーク解析の結果、3月下旬から4月上旬にかけてのCOVID-19症例が、欧州で発生したアウトブレイクに関連して、さらに大きなクラスターを形成し、日本国内でのさらなる感染拡大につながった可能性が示された。以上のことから、ゲノムサーベイランスの結果、中国やその他の国から日本に持ち込まれたSARS-CoV-2は、少なくとも2種類存在することが示唆された。

重要性 本研究の目的は,COVID-19症例から得られた重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)のゲノム配列を評価し,その系譜ネットワークの特徴を明らかにして,日本での伝播経路の可能性を示すことである。その結果,日本へのSARS-CoV-2の侵入は,当初は中国から,その後はヨーロッパを含む他国からと,少なくとも2回に分けて行われていたことがわかった。 (訳注:やはりヨーロッパでも別の株が撒かれていたようですネ)

本研究で得られた知見は、SARS-CoV-2がどのようにして日本に侵入したのかを理解するのに役立ち、アジアにおけるSARS-CoV-2に関する知識の向上と、実施された自宅待機/シェルターインプレイス/自粛/ロックダウン措置との関連性に貢献するものである。本研究では、潜在的な感染の関連性を明らかにし、日本におけるCOVID-19の次の波を軽減するためには、疫学的な実地調査を支援するために、リアルタイムのゲノムサーベイランスを用いたより効率的な封じ込め戦略を策定する必要があることが示唆された。

Keywords: COVID-19; SARS-CoV-2; epidemiology; genome; haplotypes; immigration.
Copyright © 2020 Sekizuka et al.

++
つまり、何かいたのは解っているわけですが、新型コロナで死んだとされた人たちの死亡平均年齢が、普通の人の死亡平均年齢と変わらなかったという観察が、このウイルスの危険度が、少なくともコロナ免疫がある日本人には。低かったことが明白でしょう。
ただし、テレビにはほとんど免疫がなかった 呆


ついでに、昨年見た記事ですが、

群馬大院教授がコロナウイルスを人工合成に成功 感染再現や仕組み解明へ
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月5日 10時12分(最終更新 11月5日 10時13分)
https://mainichi.jp/articles/20201105/k00/00m/040/044000c

新型コロナウイルスを人工合成した群馬大大学院・神谷亘教授=前橋市内で2020年10月30日午後2時、庄司哲也撮影

 群馬大大学院の神谷亘教授(ウイルス学)が、新型コロナウイルスの人工合成に成功した。これにより、ウイルスの感染の再現や、RNA(リボ核酸)の約3万の塩基の解明などに役立つという。
 神谷教授は国立感染症研究所から入手したウイルスの遺伝子を細菌人工染色体(BAC)に組み込み、遺伝情報を細胞内で複製して人工的に新型コロナウイルスを作り出した。
 新型コロナウイルスと、遺伝子の約8割が同じといわれる「重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルス」との比較では、免疫細胞の活性化に関係する「ORF3b」という遺伝子の長さに明確な違いがあることが分かっている。人工合成は、こうした個々の遺伝子の解明につながる。

++
その後、ウイルスの危険度は調べてないのでしょうか?



面倒でも作ることが可能なのは、前から解っています、、2007年からブログを始めた理由の一つでもあります

強毒性インフルエンザ
https://satehate.exblog.jp/6918901/


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ただし、元のウイルスが「ある」ことと、「ない」のにPCR検査の偽陽性で、「ある」というのとは別の話なので、ご注意ください。後者はご存じ、意図的な詐欺で、陰謀団が、フロントとしてはWHOが、活用させてきたところであります





「ワクチン」を打った人には、よく効くだろう事が不気味ですね



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1 コメント

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Unknown (真実の玉手箱)
2021-06-13 13:16:16
コロナワクチンが恐ろしいのは「遺伝子組み換えワクチン」である事。数か月~数年かけて、じわじわと殺戮が進んでいく。

https://shinjitsu7.com/2021-6-12-2/2441/

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