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“来た、見た、死んだ”のヒラリー・ドクトリン Wayne MADSEN

2015-04-21 16:42:31 | 八百長戦争
“来た、見た、死んだ”のヒラリー・ドクトリン Wayne MADSEN 2015年4月16日 | 00:00
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-2ed9.html 2015年4月22日 (水)



いわゆる“オバマ・ドクトリン”外交政策は、形が定まらず、最善でも、矛盾していると主張している人々は、ヒラリー・クリントン政権の将来を、アメリカ外交政策に対し、一層有害なものと見ている。元国務長官が正式にアメリカ大統領選出馬を表明した今、外交政策専門家達が、アメリカ外交のトップだった時代の彼女の判断を分析している。

オバマ外交政策の大半の重要な失敗が、世界という舞台における、クリントン夫人の軍事力による威嚇と瀬戸際政策の直接の結果であるのみならず、テーマ革命マニアのジョージ・ソロスと同等の作戦に進んで関与するヒラリー・クリントン政権は、“移動大使”としての夫と共に、一層無謀な介入主義的アメリカ冒険主義となるのではないかと多くの外交官が懸念している。

当時のアメリカ国連大使スーザン・ライスや国家安全保障会議多国間問題・人権担当上級部長や、大統領上級顧問のサマンサ・パワーの支援を得て編み出されたクリントン夫人の“保護する責任”、“R2P”ドクトリンによって駆り立てられ、アメリカ合州国を軍事的にシリア内戦に関与させるよう、オバマがほとんど説得されていた時、R2Pは、アメリカを、中東でのもう一つの残忍な内戦に巻き込む確実な方法であることに気がついた。チュニジア、リビア、エジプトや、イエメンにおけるこれまでのR2P作戦で、オバマが、クリントン、ライスや、パワーの発言を封じることができていたなら、シリアやイラクの「イラクとレバントのイスラム国(ISIL)」の様な恐ろしい厄介者や、リビア、チュニジア、イエメンやエジプトにおける、その様々な分派など存在しなかったろう。

クリントン夫人は、大統領として、R2Pの大義を更に擁護し、世界に更なる不安定をもたらすだけでなく、彼女が抜てきしたビクトリア・ヌーランド[Victoria Nuland]国務省国務次官補(欧州・ユーラシア担当)で、1980年代、ロナルド・レーガンが核弾頭搭載巡航ミサイルを、西ヨーロッパに配備して以来のどの出来事よりも、ヨーロッパを不安定化させたウクライナの“ユーロマイダン”クーデター首謀者を昇進させるのは確実だ。



クリントン夫人は、ニューヨーク選出上院議員だった頃、賛成票を投じた2002年の上院決議で始めた、アメリカのイラク侵略と占領の立案者ネオコンの一人、ヌーランドの夫、ブルッキングス研究所のロバート・ケーガン[Robert Kagan]にも、外交政策幹部の仕事を見つけてやる可能性もある。






攻撃的な介入主義によって、アメリカ外交政策を何十年も逆転させることに成功した国務省内の他のヒラリー信奉者には、パナマの米州首脳会議に、オバマが出席する直前に、アメリカ国家安全保障に対する“脅威”だと呼んで、ベネズエラをいらだたせるのに成功したロベルタ・ヤコブソン[Roberta Jacobson, 1962-]西半球担当国務次官補がいる。



オバマとヤコブソンは、ベネズエラ 多くの中南米とカリブ海の指導者達からのかまびすしい批判の中、アメリカの姿勢撤回を強いられた。



もちろんクリントン夫人の国務省支配の中には、2009年ホンジュラスのマヌエル・セラヤ大統領を権力の座から排除した軍事クーデター支持もある。

当時国務長官だったクリントンは、キューバ系アメリカ人エリート外交官で、フロリダ州南部のキューバ人コミュティーの右翼分子と密接なつながりを持つ駐ホンジュラス大使ヒューゴ・ローレンス[Hugo Llorens]が画策した対セラヤ・クーデターを熱心に支持した。





アメリカ大使は、クーデター後、クリントン宛ての電報で作戦は違法だと述べたが、クリントンは、権力を掌握したホンジュラス軍事政権への財政支援停止を拒否した。弁護士のクリントン夫人は、面倒を避ける道を探し、そうすれば軍事政権に対するアメリカの支援を停止することが要求されることになる為、セラヤ打倒をクーデターと呼ぶのを拒否した。ローレンスは、後にWikiLeaksに漏洩された、クーデター後のクリントン宛て極秘電報で、きわめて明確に書いていた。

“セラヤの憲法違反とされるものの事実とは無関係に、ザッと見るだけでも、軍事的手段による彼の排除が違法であるのは明白で、最も熱心なクーデター擁護者でさえ、‘セラヤが法律に違反したこと’と‘そこで、彼が裁判無しで、軍隊によって、コスタリカに叩き出された。’ことの知的な溝を埋める説得力ある主張をできずにいる”

インターネットで公開したビデオで、クリントンが、大統領選出馬を表明するわずか数日前、オバマは中南米指導者達に、アメリカが中南米問題に“介入する日々”は終わったと語っていた。ところが、わずか六年前、オバマの国務長官は、正統な大統領に対するクーデターを承認して、ホンジュラスに介入した。その後、クリントン夫人が、国務長官時代の2012年に、パラグアイのフェルナンド・ルゴ大統領に対する“合憲クーデター”がおきた。クリントン夫人の監督下では、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領に加え、ボリビアやエクアドルの大統領に対するクーデターの企みもあった。



クリントンは、ホンジュラス・クーデターにおける自分の役割を曖昧にしようとするだろうが、彼女の役割は重要だった。クリントンは、クーデターのわずか数週間前に、ホンジュラスのサン・ペドロ・スーラでの米州機構サミットで、セラヤと会っている。故ウゴ・チャベス・ベネズエラ大統領とエボ・モラレス・ボリビア大統領は、クーデターは、マイアミにあるアメリカ南方軍と、ホンジュラスのソトカノ-パルメロラ航空基地に駐留しているアメリカ軍要員による積極的支援無しには実行不可能だっただろうと述べている。セラヤは、航空基地を、商用国際空港に転換する計画を発表して、ペンタゴンを立腹させた。クーデター指導部を含む、ホンジュラス幹部の多くは、ジョージア州フォート・べニングの悪名高い西半球安全保障協力研究所、かつての"アメリカ陸軍米州学校"で教育を受けており、ペンタゴンが発する命令に、骨を待って涎を垂らす犬の如く熱心に服従した。


2011年10月、アメリカが支援したテロリストが、リビア指導者ムアマル・カダフィに男色行為を行った後、残虐に殺害した際のニュース以上に、クリントン夫人の背信行為を分かりやすく示すものは、恐らく他にあるまい。CBSニュース番組で、クリントンは笑いながら言ったのだ。"来た、見た、死んだ。"



当時、リビアの反政府派とNATO軍に攻撃された際、カダフィと彼の車列が、降伏の白旗を掲げていたという多くの証拠がある。




2007年の大統領選時、クリントン夫人は様々な選挙戦会場をエア・ラター・インターナショナルのガルフストリームII (機体番号N216RR)で飛び回った。エア・ラターはウクライナ、オデッサからの裕福なニューヨーク移住者サム(セミョーン)・キスリン[Sam (Semyon) Kislin]の息子、クリントン選挙資金提供者アリク・キスリン[Arik Kislin]が所有している。



国際刑事警察機構は、サム・キスリンのトランス・コモディティーズ社は、二人の有名なウズベキスタン人悪党兄弟レフとミハイル・チェルノイ[Lev and Mikhail Chernoy]に繋がっていたと報じている。チェルノイ兄弟はイスラエル国民だ。





サム・キスリンは、ユダヤ人アピール・イスラエル連合の著名な支持者だ。



ヒラリー・クリントンの問題は、彼女は女好きの夫同様、年中、スキャンダルを引き起こしていることだ。例えば、2007年10月1日、ニューヨーク・ポストは、後に児童性的虐待の罪で逮捕されたエア・ラター元社員マーク・ビリー[Mark Billey]が、ロング・ビーチのエア・ラターの施設に、多数の武装したアメリカ人が集結しているのに気がついていたことを報じている。これは、この航空会社が、クリントンを乗せて、国中を飛び回っていた頃のことだ。

ヒラリー・クリントン大統領は、国務長官としての任期時同様、きらびやかな写真撮影の機会は豊富ながら、実質的な仕事は貧弱となろう。2011年、チリを壊滅的地震が見舞った[Magnitude 7.1 - ARAUCANIA, CHILE, これも参照2010 Chile earthquake]後、クリントンは、新大統領セバスチャン・ピニェラ[Sebastian Pinera]就任式典後、



ミシェル・バチェレ[Michelle Bachelet]大統領が退任する数日前に、 写真撮影用の訪問をして、チリ国民を怒らせた。



もし夫妻が、再びペンシルベニア通り1600番地に住めるようになれば、クリントン夫人による、彼女と夫のクリントン財団から外国政府への大量寄付取り持ちが続くのは明らかだ。ビル・クリントンは、インドネシアやハイチの様な地震と津波で破壊された国の為に、膨大な金額の資金を集めることを儲かる事業にしている。




ハイチの場合[Clinton Bush Haiti Fund]には、地震で生き残った人々向けの支援金の極一部しか所定の受け手には届かなかった。
 (引用注:いつもながらですが、311でも寄付金詐欺やってましたよね。儲かった連中は犯行仲間だろう。311同様、以下のチリ地震も46分地震:2014 Iquique earthquake マグニチュード8.2)

今、世界中で生まれつつある子供達は、ヒラリー・クリントン政権実現の暁には、4年目や、5年目の誕生日まで生き延びられないかも知れない。クリントン大統領の“来た、見た、彼等は死んだ”ドクトリンの下では、無辜の人々のみが苦しむことになろう。


記事原文

The Hillary Doctrine: «We Came, We Saw, They Died» Wayne MADSEN | 16.04.2015 | 00:00
http://www.strategic-culture.org/news/2015/04/16/the-hillary-doctrine-we-came-we-saw-they-died.html

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進んで加盟すべきAIIBは、宗主国の命令にしたがって、加盟拒否し、断固参加を拒否すべき、合法植民地化協定TPPには、宗主国の命令にしたがって突入する異常な買弁支配者達。この愚行を全く批判できない同罪買弁大本営広報部。

AIIBの設立協定が締結される6月時点での日本の参加については、「期限を設けて背中を押される形で、疑問が残されたまま入っていいことはない」と述べ、見送る姿勢に変化がないことを強調した。

という屁理屈。

まともな日本国民の代表なら、こう言うだろう。

TPPへの日本の参加については、「期限を設けて背中を押される形で、疑問が残されたまま入っていいことはない」と述べ、見送る姿勢に変化がないことを強調した。


宗主国の不良資産保有額、中国を越えて日本が世界一。威張れることでなく、世界一の属国の証明。植草氏の下記正論全くごもっとも。そういう行為を絶対にしないから傀儡買弁政治家、官僚幹部、御用学者でいられる連中が、国民が永遠に苦しむのを知っていても、上意に逆らうことなど絶対にあり得ない。

安倍政権は政府保有米国債売却を決断せよ

彼女のトンデモ発言、ご承知の通り、ユリウス・カエサルが、紀元前47年ゼラの戦い勝利をローマにいるガイウス・マティウスに知らせた言葉とされる「Veni, vidi, vici(来た、見た、勝った)」(発音は、ウェーニー、ウィーディー、ウィーキー)のモジリ。

ビデオを見ると、にこにこ笑いながら、来た、見た、(彼等は)死んだ”発言をしている!

ホンジュラスのセラヤ大統領追放、大本営広報部ほとんど報じなかった。
基地の民間転用を主張した彼が追放されたのを見て、鳩山首相の運命は決められていると暗い予感をもった。ホンジュラス・クーデター関連記事の一部は下記の通り。

ホンジュラス: 決しておきなかったクーデター

セラヤ、ネグロポンテとソトカノ論争- ホンジュラスのクーデターと米空軍基地

ホンジュラス・クーデターを支援したワシントン: これが証拠

ホンジュラスでクーデター進行中: オバマ最初のクーデター

リビアについても、いくつか記事を翻訳した。その一部は下記の通り。

リビア: 'アメリカに死を'

リビアで二度と見られなくなる16項目

カダフィの死でリビアの戦争は終わらないと専門家

属国は、日々、時々刻々、耐えがたい属領状態へと急速に沈下しつつある。
侵略戦争参戦法制、TPP、大本営広報紙媒体をみるのもつらい。電気洗脳箱報道痴導、彼等が映った瞬間切り換えるが所詮は砂に顔を埋める嵐の中のダチョウ。

宗主国の劣化も同時並行して着実に進行中。
オバマ大統領選出馬時は愚劣なフィーバーに黙っていられず、何回か記事を翻訳した。

予想通り、チェンジしたのは肌の色だけだった。
今回チェンジするのは性別だけだろうから、これ以上彼女の選挙記事を翻訳するつもりはない。



おまけ




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