北京生活日記

アメリカ系会社に勤める研究者の日本人ダーリンの仕事で北京に住んで4年目です。
写真いっぱいのブログです。

中国・料理ができなくても幸せライフ♪

2007年01月22日 | 生活
みなさん、食事はいつも外食と手作り食事のどちらが多いですか?

北京では若い世代の間では圧倒的に外食率が高いです(笑)。
特に若い女性は料理ができない人も多く
高学歴であればあるほど、その確率は高い傾向があるそうです。

生徒さんたちに何が作れるのか?と訊いたところ、
ある男性生徒さんが「カップヌードル!」と自信満々の答えが返ってきました。

カップルヌードル!ですか~~(笑)。
「カップヌードルはお湯を注ぐだけで料理とは言えないでしょう?」
と言ったら、みんな爆笑。

女性より男性のほうが、まだ少しはできるようで
中華料理の定番である「トマトと卵の炒め物(中国語で西紅柿炒鶏蛋)」は
大部分の男性はできるようです。

中国男性の中でも上海出身の男性は、料理ができる人が多いそうですよ。

中国のトップ大学である清華大学に通う博士課程の友人女性は、
「小さいときから勉強ばかりで、料理はできなくていいと両親から言われて育ち
今まで包丁を握ったことがない」と聞いてビックリ!

ちなみに中国の義務教育には家庭科という科目はないそうです。

上海出身の友人の独身女性は先日、
「あまりに仕事が忙しすぎる、料理の上手な彼氏が今は一番欲しい」と言ってました(笑)。

そして深セン(深圳)出身の既婚友人女性は、
毎朝、だんな様が朝食を用意してくれてベッドまで持って来てくれるそうです。

そんな話、日本ではあまり聞いたことがないですよね~(笑)。

DINKSの香港友人は、仕事が終わったら夫婦2人で
1週間のうち2,3日ずつお互いの実家に夕飯を食べにいき
実家に行かない日は外食をするので料理はしないと言ってました。

確かに北京では毎日外食しても、
豪華な食事を毎日しなければそんなに家計に響かないし、
自分の周りを見ても共働きの夫婦は毎日外食が多いように思います。

中国の場合、最近は富裕層の中には主婦をする人も
チラホラ出てきているようですが
結婚後も女性は働き続けて子供は両親にみてもらっているケースが多いです。

中国では料理ができなくてもしなくても十分、
食生活が潤っている点はすばらしいな~と思うんですよ。

でも、個人的にはご飯を毎日作らなくちゃ~と思うと面倒に感じるけれど、
料理が気分転換になって楽しいときもあると思うのですが、どうなんでしょうね~(笑)♪