オンリーワン・ライフ日誌

かけがえのない日々を本気で生きる!

一時外出でひさしぶりの実家へ、母の過っての笑顔を見た

2013-05-11 20:35:45 | Weblog
目覚めた時「たすかった!」と思った。きょうは母の外出日、昨夜の雨模様で風邪など引いたら命取りだと延期や中止も考えた。が、元々4月6日(母の誕生日:米寿の祝)に予定していたその日が暴風雨襲来予報で延期、それから、母の日を前日に控えた今日にした経緯もある。母の状態を看ていると再度の延期も難しく決行とした。曇り空だが雨は上がっていた午前中に母を病院へ迎えに行く。介護スタッフ2名のサポートを受けて入院前に母が住んでいた家に連れ戻る、外出日だ。さすがに認知症が進行している母だが、亡父の遺影を観て両手を合わせて涙ぐむ、その時点では認知症状が消えていた。また、食の細い母なのに重湯や葛湯、アイスやヨーグルトなどいつになく食べた。それを見ていると病院より自宅の方が何倍も居心地がいいのよ、と何も語らずともそう母が言っているようで、それが手に取るようにわかる。表情もいつもより明るく時折の笑顔も母らしい。しかし、週3回の透析があり都度の通院も難しい現況下では病院に戻るしかなく、小雨に濡れる帰りの車に乗るときの寂しそうな姿につくづく申し訳なさを感じてしまう。きょうの楽しかったことは、①母の実家帰りが実現できたこと、②母らしい過っての表情が時折に見えたこと、③米寿祝いの特製バースディケーキ、母を囲んで皆で楽しく語らって食べたことだ。(10,580歩)