ミツバチ ライフを楽しもうよ

      みつばち通信をお届けします!!

スズメバチ、ミツバチで健康に。

2011-07-29 | ミツバチと一緒


春につけたらっきょ。夏ばてには一番!


「スズメバチ」の話、ラスト。

引き続き藤原さんの話です・・・

生物(自然?)農業にとって、昆虫の捕獲をしてくれるスズメバチは大切な存在。一時間に270匹の虫を捕まえるそうです。また、人間の健康増進のために貴重な成分が体に充溢しており、ラットを対象にした研究では、記憶力の増進やがんの抑制力(ヘキサン抽出物)があるとか。杉やヒノキの樹液に含まれるヘルギノールのためらしい。スポーツドリンクとしても、何人ものアスリートが利用している(商品としては明治乳業の「VAAM」が有名)。漢方薬では「露蜂房」として古くから使われていたそうです。

最後にお二人から・・・「昆虫は宝の山」=自然や人間の健康にとって のお言葉。ある種の狩バチは触覚が抗生物質で出来ていたり、また、ミツバチの羽音は植物にとっての害虫を寄せ付けない働きがあるとか。

一般の人からの質問「養蜂をやってますが、スムシで半分がダメになりました。何か対策は?」 有賀さん「手で取ること」。同席しいた銀パチの田中さん「熱湯消毒も」。


ミツバチ・フォーラム次回は「蜜源植物」だそうです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幼い命が大人の世界を支えている。スズメバチの生命循環。

2011-07-28 | ミツバチと一緒


銀座ミツバチ・プロジェクトからプレゼント(会員特典)。なんと、日本ミツバチの蜂蜜です。これは贅沢な。


「スズメバチ」の話、その3回目です

今回は藤原由美子さんのお話から・・・

スズメバチは首の部分(食道)が極端に細い。これは蟻もそうですね。当然、固形物は喉を通りませんね。栄養はどうやってとっているのか、直接他の昆虫から体液を吸っているのか・・・ところが、事実を聞いてびっくりしました。こういう事でした。働き蜂は自分よりも小さな昆虫を襲います。捕獲して団子状にすると、それを幼虫に与えます。それを食べた幼虫は胸の中の唾液腺からたくさんの唾液を出し、それを働き蜂に与えるのです。その唾液が働き蜂の栄養源なのです。幼虫から生命をもらっているのです。幼虫と成虫が一体となった一つの生命機械なのです。
幼い命が大人の世界を支えている・・・・・いま私たちが忘れている原理がここにあるような気がします。なぜか、祇園まつりの先頭にたつお稚児さんを思い出しました・・・・・蜂が教えてくれること、たくさんありますね。ちなみに、幼虫に含まれるアミノサンは私たちの摂る食肉以上だそうです。

続きは次回に。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スズメバチに刺されたら。養蜂家注意です。

2011-07-27 | ミツバチと一緒



銀座マロニエの蜜蜂、三週間ぶりの対面です。この蒸し暑さ、蜂はどうかんじているのでしょうか・・・元気でした!

「スズメバチ」の話の続きです
スズメバチはなんと一日に70キロ以上飛ぶそうです。すごいスタミナです。でも気をつけてください、1983年ー2004年の間にスズメバチに刺されアナフィラキシー・ショックで死んだ人が714人いました。刺されて、眠気に襲われたりジンマシン、声がでなくなる症状がでたら、すぐ病院に行かなければ危険です。有賀さんの場合はレスタミンコーワという市販薬で済ませてしまうそうですが・・・・
蜜蜂を飼われている方は、事前に近所の病院が対処能力があるか確認しておくことが大切です。

スズメバチは女王蜂以外は全員一年で死んでしまいます。そしてなんと女王蜂は冬眠をするそうです。そして大変興味深い話を聞きました。女王蜂と働き蜂(メス)は体を触れ合いながら、働き蜂は自らの卵巣に規制(断絶)をかけるそうです。なんと健気というか哀れというか・・・・。それにくらべ、用なしのオス蜂に対してはとても残酷。切り刻んで殺してしまいます!ショックですが、なんかスカットもしますね。


まだまだ続きがあります。次回に

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スズメバチと戦う日本ミツバチ。松屋でハチミツ・スイート祭り

2011-07-26 | ミツバチと一緒
24日のブログに間違えがありました。申しわけありませんでした
青連門院跡ではなく、青蓮院門跡が正しいです。ご迷惑おかけいたしました。




小ぶりのハニーサックルです。めずらしい。




24日に銀座パルプ会館で行われました”ミツバチ・フォーラム”での「スズメバチ」の話しを。
スズメバチの生態に詳しく、駆除するのではなく、殺さず人里はなれた山間につかまえたスズメバチを放つことをされているスズメバチの救世主有賀さんと、科学的な見地からスズメバチの持つ成分が人間の健康に及ぼす効用を研究されている岩手大学、藤原養蜂所の藤原由美子さんの講演。
有賀さんは、昆虫の最も進化した存在のスズメバチは、自然の生命循環に欠くことのできない存在であり、一時間で270匹の他の昆虫を捕獲することからみても、もしスズメバチがいなくなってしまったら、地上は虫だらけの世界になってしまうだろうと警告してます。有賀さんは捕まえた女王蜂に番号をつけてその生態を研究されてます。貴重な映像も拝見しました。初期の巣、その巣をのっとろうとする他の女王蜂、スズメバチを迎え撃つたくましい日本ミツバチの集団行動、無残にも一匹残らず殺されてしまう西洋ミツバチ。話しは興味尽きません。

この続きは次回に。




いま銀座松屋では銀座のハチミツをつかったスイート祭りをしてます。ハチミツで暑さバテの体に元気を!ぜひ、お立ち寄りください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素敵な場所

2011-07-24 | ミツバチと一緒


素敵な場所:青蓮門院跡(京都・知恩院のとなり)
まるで迷路のような、どきどきしてしまう建物の中。行き着くそこここで美とあわれが静かに私たちを迎え入れてくれる。
池の鯉も、寝ているのか幽玄を彷徨っているのか、ほとんど動かない。






三千院の往生阿弥陀堂のスケッチ


銀座農業フォーラムにいってきました。ミツバチ・フォーラムがあり、ミツバチの天敵・大スズメバチの生態とそのすばらしい効能にびっくり。
次回詳しく報告しますね。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする