華氏451度

我々は自らの感性と思想の砦である言葉を権力に奪われ続けている。言葉を奪い返そう!! コメント・TB大歓迎。

「国民投票法案」を成立させるな

2007-03-09 23:24:24 | 憲法その他法律

 都知事選のほかに、これも気になる――。そう、国民投票法案。

【安倍晋三首相は7日、憲法改正手続きを定める国民投票法案について「自民党の中で象徴的に憲法記念日までに上げることが大切という気持ちがあるのはある意味、当然の気持ちだろう」と述べ、施行60周年を迎える5月3日を念頭に早期成立に改めて意欲を示した。】(毎日新聞・3月7日付)

 昨日の衆院憲法調査特別委員会は流会し、公聴会も日延べになったけれども、それはごく一時的に、ほんの少しだけスピードが鈍ったに過ぎない。与党は最初、今月中に特別委員会で採決→衆院通過→参院へ、というスケジュールを思い描いていたらしいが、少しばかり後ろにずれ込むぐらいは屁でもないだろう。

 それにしても……従軍慰安婦問題について「強制ではなかった」などと発言をし、国民に「恥ずかしくてお天道さまの下を歩けない」思いをさせておきながら、知らぬ顔で憲法改定ばかりに恋いこがれる首相って、いったい何者なのだ。ちなみにこの発言は、アメリカのマスコミにさえ批判された。ニューヨーク・タイムズ紙は、「世界に向けて嘘をつく」という発言を紹介し、安倍首相を「戦争の過去を軽視することでキャリアを築いてきたナショナリスト」と断じている。ほんともう、やめてくれ。安倍さん、そういう発言をしたいのであれば、政治家を辞め、おトモダチと「ナショナリズム同好会」でも作ってそこで発言して下さい。

 あ、話が逸れかけている。戻そう。

 国民投票法案について、私なりに考えてみたことはこれまで何度か書いた。別に大したことは言ってないので同じことを繰り返すのは止める。最近のエントリとして次のようなものがあるので、「こいつ何を言いたいのか」と思われた方は覗いてみてください。

国民投票法案を上程させるな・1」、「同・2」、「同・3」など。ついでながら、ムルも怒っています。 

 いつもお世話になっている村野瀬さんのところに、特別委員会メンバーなどの議員名簿が載っている。メールやFAX、電話などで抗議の声を届けよう。ついでだが、村野瀬さんのところで「国民投票法」は別名「壊憲手続簡略化法」と言う、と教えて貰った。うまい!! この法律の意味しているところが、よくわかります。 

◇◇◇◇◇

 民主党にもう少し「今の日本の方向は間違っている」という断固たる姿勢を持って貰いたい。戸倉多香子さんを応援しています。

 

コメント (4)   この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 首長の条件 | トップ | 「死の床から孫達へ」(UTSコ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「壊憲手続簡略化法」 (村野瀬玲奈)
2007-03-10 00:55:44
華氏さん、いつもありがとうございます。
一言申しておきますと、「壊憲手続簡略化法」という言葉ですが、「壊憲」という造語はすでにありました。「改憲手続法」という言葉もすでに以前からありました。私はそこに「簡略化」という言葉を説明語を足しただけで、すべてが私のオリジナリティと主張するつもりはこれっぽっちもありません。国民投票法の内容を理解してこれに反対する人みんなの共同作品だと思います。

とにかく、誰も語源を気にすることなくこの言葉があちこちで広まってほしい、と願います。
語源は……名古屋弁かも.(+_*)\ばき (kaetzchen)
2007-03-10 15:23:55
村野瀬さんの「壊憲」という造語はすでにありました」という言葉を聞いて,確かに聞いたことがあるな,と思ったら「名古屋弁」の「壊ける」←「小分ける」を思い出してしまった.

自動詞には「破れる」と「破ける」があり,他動詞には「~を破る」と「~を破く」がありますよね.

ところが,名古屋弁には便利な他動詞・現在分詞の「こわける」があったのを思いつき,「憲法をいっぺんこわける」「こわけそうな大日本帝国憲法」なんてもじりを考えてみたのですけど,愛知県の人,どー思います? (+_*)\ばき
Unknown (あ)
2007-03-12 15:16:07
とにかく慰安婦問題については、まず小林よしのり著「戦争論2」の「総括・従軍慰安婦」を読んでほしい。
あらゆる関連本の中で一番良い。
この問題の全容も把握できる。
たかがマンガ家のポンチ絵如きを(笑) (kaetzchen)
2007-03-13 20:28:31
[あ]たまから信じ込むとは,どこの[あ]ほなり.字余りだな.

コメントを投稿

憲法その他法律」カテゴリの最新記事