華氏451度

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麻生外相、総裁選出馬を正式表明

2006-08-21 23:43:09 | 現政権を忌避する/政治家・政党

 麻生太郎外相が、自民党総裁選への立候補を正式表明をした。安倍晋三官房長官、谷垣禎一財務相と麻生外相の3人の誰かが次期総理大臣に選ばれる(でもって、日本の首相になる)らしい……。「この中では誰がいいと思うか」などという話になると頭痛がしてくる。以前、「『どちらがマシか』の話ではない」という記事を書いたことがあるが、私の基本的な考え方はこれに尽きる。また麻生外相について私がどう思っているかは、2月2日2月3日のエントリでも少しだけ触れている。繰り返して書くのは面倒であると同時に馬鹿馬鹿しい気もする(その他大勢ブログでトクトクと愚にもつかぬ同じことを書いててどうするんだ、アホか、という気分ですな)ので、重ねては書かない。万が一興味を持ってくださった奇特な方があれば、そちらをお読みいただければ幸いである。

 代々の首相はため息の出るような御仁が続き、しかも私のひが目かも知れないが代が替わるごとに我々にとってありがたくない方向が強まっている気がする。「これがどん底だろう」と思った途端に、次の幕で最低ラインが更新される。これは良くない徴候だ。ひとつには、この国は自浄という言葉が存在しないのかと絶望するがゆえに。そしてもうひとつは、「前の方がよかった」という“よりマシ論理”に足をすくわれかねないという意味において。私達は底なし沼にはまりこんだのであろうか。

(盆休みが明けて妙に多忙になったので、尻切れトンボの……どころか、書き出しだけ投げ出したようなエントリになった。って、実はいつものことなのだが。追々考えてみることにしたい)

◇◇◇エントリとは何の関係もない「お願い」◇◇◇

コメント欄に書こうかと思ったが、御覧になる方はごく少ないと思うので、ここに書いておく(ここも見る方は多くはないが、コメント欄よりはちょっとは多いだろう……)。

コメント欄で論争を展開していただくのは多いに結構。しかし何度もしつこく申し上げていると思うが、コミュニケーションの最低のルールは守って欲しい。たとえばコメント欄で誰かを指して「おまえ」呼ばわりするのは止めていただきたい。むろん私も他者を「おまえ」呼ばわりすることがあるが、それは気心知れた友人同士の間か、もしくは一種の「宣戦布告」(おまえは敵だ!という宣言をする)の場合だけである。

念のため言っておくと――諸兄はおわかりのはずだが、「おまえ呼ばわり」というのは一種の比喩である。コミュニケーションというのは、「一方的に言うだけ」のものではない。(言いっ放しというのは、気分をスカッとさせるものではあるけれども)

たとえ虫けらのような庶民といえども私にもスタンスというものがあり、それゆえにしばらくはコメントの削除はしない(ほとんど意地になっているな。笑)。だが、この先、不毛な罵倒が多出するようであれば、バッサリと削除することも考慮する。  

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