家作りを始めるまで、デザインというものをそれほど意識したことがなかった。
機能、使い勝手が良くて、見た目がシンプルならいいじゃんって思っていた。
しかしそれがデザイン。
そこには歴史があり、反目があり、思想があり、哲学がある。
それにコンシャスになることは、自分の考えにコンシャスになるということ。
そもそも自分のことを考えるという作業は、めんどくさい。
仕事に追われて、その中で相対的にしか、認識できない。
それはつまり、職場での評価とかということなんだけど。
でも実際には、仕事のための自分なのか、自分のための仕事なのかという、
きわめて深い命題もはらんでいる。
そしてそれは、多くの人は後者であることを望んでいる。
しかしそれは日常に忙殺される中で忘れがち。
デザインにコンシャスになることは、そこに自覚的になるとうことだと思う。
最近、読んで面白かった本。
「父の椅子 男の椅子 建築家宮脇檀・名作椅子コレクション」
生前、宮脇檀(みやわきまゆみと読む)が愛した世界の名作椅子を、
その娘さんが、解説するという本。
椅子好きだということは知っていたが、人生という縦糸によって、綴られていくその椅子の物語は深い。
代表的な名作椅子が網羅されていて、椅子に興味のある人にもおすすめ。
離婚し、男手一つで、娘を育てた宮脇檀。
その娘が、結婚を決め、それに反対だった檀が、娘の新居の椅子選びを通じて、
結婚を認めていく下りは、少し感動的でもある。
でも名作椅子って高いんだよね。
デザインに金は惜しむなってことですかね。
機能、使い勝手が良くて、見た目がシンプルならいいじゃんって思っていた。
しかしそれがデザイン。
そこには歴史があり、反目があり、思想があり、哲学がある。
それにコンシャスになることは、自分の考えにコンシャスになるということ。
そもそも自分のことを考えるという作業は、めんどくさい。
仕事に追われて、その中で相対的にしか、認識できない。
それはつまり、職場での評価とかということなんだけど。
でも実際には、仕事のための自分なのか、自分のための仕事なのかという、
きわめて深い命題もはらんでいる。
そしてそれは、多くの人は後者であることを望んでいる。
しかしそれは日常に忙殺される中で忘れがち。
デザインにコンシャスになることは、そこに自覚的になるとうことだと思う。
最近、読んで面白かった本。
「父の椅子 男の椅子 建築家宮脇檀・名作椅子コレクション」
生前、宮脇檀(みやわきまゆみと読む)が愛した世界の名作椅子を、
その娘さんが、解説するという本。
椅子好きだということは知っていたが、人生という縦糸によって、綴られていくその椅子の物語は深い。
代表的な名作椅子が網羅されていて、椅子に興味のある人にもおすすめ。
離婚し、男手一つで、娘を育てた宮脇檀。
その娘が、結婚を決め、それに反対だった檀が、娘の新居の椅子選びを通じて、
結婚を認めていく下りは、少し感動的でもある。
でも名作椅子って高いんだよね。
デザインに金は惜しむなってことですかね。