普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

都心30坪、購入するも草ボーボー

2005-08-04 00:23:16 | Weblog
家を建てるという行為は、いにしえの昔より、「普請道楽という言葉のとおり、とても楽しいことと位置づけられています。
でも実際には、三谷幸喜の映画、「みんなのいえ」みたいに、建築家との激しいバトルあり、家族の中での衝突あり、ドタバタの連続なのだと思うのです。

このブログでは、30代のサラリーマンが、専業主婦の妻と幼稚園に通う腕白息子、そしてまたまだ見ぬ、息子や娘たちと一生を過ごすことになる夢のマイホームの建てるまでをリアルタイムでかき込みます。

さてまずは土地を買った時のことから・・・

家を建てようと思い立ったのは今からおよそ3年前。
なんだかんだと探し回りました。。
S田谷、M黒、D並を中心に物件を手当たり次第に見学しました。
条件は、通勤のため都心に近いこと、延べ床面積が100平米以上取れること、
大きな公園が近くにあり、緑が豊かなこと、そして価格は3000万円台。
でも探してみるとそんな条件のいいもの、滅多にないものです。

そして!
ようやく半年ほど前に、見つけたんです。
買ったのは、S並区。
環八の内側という都心へのアクセスの良さを確保しながらも、
緑に大変恵まれた静かな地域、子どもが育つ環境としては二重丸。
田舎育ちの私の心象風景を激しく喚起させるその環境に惚れ込み、ほぼ即決しました。
当然35年という最長ローンを組み、私の労働対価は、すべてこれに費やされることが決定づけられたのですが・・・。

T急リバブルのねばり強い若手営業マンのM吉さん、どうもありがとう。
2年以上もつきあってくれたんだよね。

その人生をかけて購入した夢の土地、手に入れてからすでに半年・・・。
いろいろあってまだ建築始まっていません。
先日、原チャリで見に行ったら、草がボウボウ生えていて、複雑な心境。
いつになったら建つのかなぁ。

設計って意外と時間がかかるものなんです。

次回は、私が家作りのすべてをお任せしている、
新宿区在住の天才建築家、有銘祐児さんについてお伝えします。