この間、NHKの「ファミリー・ヒストリー」を見ていました。
堤真一さんがゲストだったのですが、親のルーツを探っていって
自分の親についても知らなかったことを知って涙ぐんでおられました。
私もうるっとしました。親のことをどれだけ知っていたのかなと思いました。
親子間の会話が少なければ、相手のことを誤解してしまうこともありますね。
また、会話があっても真実を語らなければ、本当のことはわからない。
憶測でまちがった判断をしてしまったこともあるかもしれない。
両親が旅立ってしまうと永遠に知りたかったことは知らないままに。
「もっと聞いておけばよかったなと思う気持ち」と
「知らなかったからよかったと思う気持ち」があります。
母の介護を我が家でしていたときに、話す時間はありましたが、
何せ90歳半ばだったので、どれが真意かはわからない。
優しく話してくれたり、痴呆も入っていたから急に怒り出すこともあったしね。
振り返っても今更、何もできないのだし、いい思い出を大切にしておくことにします。