よっし~ごのみ

本当に気ままな独り言。
日々の生活の中での「私好み♪」を紹介していけたら。

アニキと下さんと、かのっちとヤス

2007-06-01 22:17:09 | タイガース
よっしーです。

昨日・一昨日の連勝に“うっとり”と浸っていて、野球の無い金曜日を過ごしいています。「地上ではこんな番組をしていたのね」なんて、久し振りに金曜日の普通の?番組を視聴したりしていました…が、なんだかとっても寂しいですね。負けている時は「ブレス、ブレス!」なんて思ってましたが、勝っていると勝手なもんで「勢いが削がれないか?」と要らぬ心配をしてしまいます。
明日からは北海道、来週は私も参戦する仙台…と、北の地を巡る交流戦ならではの戦いとなりますが、美味いものを食べて“一戦必勝”頑張って欲しいものです。
昨シーズンのフルスタ戦、延長延長の苦しい戦いだった記憶がありますし、今シーズンはタイガースの上を行くイーグルスでありますので、相手を舐める事無く、挑戦者の気持ちで向かっていって欲しいです。
(タイガース戦で貯金を与えたなんて、恥ずかしいぞ!!!)

さて、このライオンズ戦。私はとってもビックリしたんですが、ライオンズって…いつの間にかパ・リーグ5位だったのね(@_@;)首位争いしてるもんだと思ってました。毎日“習慣ベースボール”さんのトコの順位表を見て一喜一憂しているのですが、タイガースの前後しか見てなく(笑)「ベイスターズとカープをまだ抜けない!」位の気持ちでしかいなかったので、ライオンズがここまで落ちてきているのかと…。
確かに、何度うちの選手がエラーをしてもチャンスを潰しても、「この試合、貰ったぁ!」という展開に持っていけない雰囲気の弱さ。カブレラの打席は目眩がする程圧倒されるけど、打ち取っちゃえば何とかなりそうな雰囲気。チーム状態良くないの?って心配しちゃう感じでした。
…と言っても、うちだってよそのチームを心配してられる状態じゃないしね。勝てるもんだったら、きっちり勝ちましょうという事で交流戦初の連勝頂きました。
そのおかけでイーグルスは4位浮上の快挙であります。

打順・作戦ともに“攻める”動きを見せたタイガースベンチと、起用された選手が“今出来る最高のパフォーマンス”を見せた結果、連勝となったんだと思います。関本2番、林3番の並びはワクワクするし、鳥谷も7番でのびのび打つ自分らしさを思い出した気がするし(あの下位打順での鳥谷の打撃を見ると、上げたくなる監督の気持ちも分かるんだけどね。多分、下位だからのびのび出来るのでは…と)。

圧巻なのは、下さんが矢野捕手離脱の緊急事態に、慌てず動揺せず“狩野を育てる”ピッチングをした事と、ボギーの緊急降板で登板したヤスが“堂々と相手チームを見下す”ピッチングをした事。
1イニング毎に会話をし修正をし、狩野をリードした下さん。ヤスの持てる力全てを引き出し、2勝目を導いた狩野選手。猛虎の要・矢野選手を欠いているチーム状態は万全ではないけれど、下さんが若い捕手を育て、その捕手が伸び悩んだ投手を開花させる…ミラクルじゃないか、素晴らしいじゃないかぁ(;へ:)

そして、バットで期待に応えられないならとアニキが魅せた、ゲッツーにさせない一塁への全力疾走と、本塁へのレーザービーム捕殺と、球児が与えた四球で微妙に流れが変わりそうなのを“ぐいっ”と力技で引き戻したフェンスに張り付いてのファールキャッチ。
特に印象に残ったのが、捕殺を取った後のベンチでのはしゃぎっぷり(笑)
「ワシ、男前だったよのぉ」「目立ってたよのぉ」「凄かったよのぉ」と言ってたであろう、ベンチでの抜かれた姿。最前列に座って右向いて、左向いて、後ろ向いていつまでもニコニコしてましたよね。あれで、ベンチの雰囲気凄く変わったというか、久し振りに明るい感じのベンチを見たような気がしました。

下さんが試合の最後まで、負けていてもノックアウトされてもベンチで味方に声援を送り続ける姿、自分のプレーでベンチを盛り上げるアニキの姿。私たちはかけがえの無い選手をチームに迎え入れる事が出来たんだなぁと改めてありがたく思った、この2連戦でした。

ただ、不満を言えば…2戦目のヒーイン。「リンくん♪」「やっさん♪」ではダメだったのだろうか…。トリーは決勝スリーランだったけどさ、エラーしたしさ…出してあげてよこの二人!って思ったのは、私だけじゃないですよね。(もう一度、はにかんだ二人のヒーインを見たかったというのもある・笑)

ゲガ人が続出する今シーズンのタイガースだけど、必ず補える選手が出てくるチーム力があるハズ。ベテランの経験値と若手の爆発力。上手く融合させて、目の前の一勝を掴み取る。一勝を全力で掴み取っていけば、目指すチームに近づいていくハズ。
一戦必勝、タイガース。常にベストを尽くそう。

フルスタで六甲颪を歌う日まで…あと5日。