カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

さざ浪や。

2014-06-25 23:45:28 | Weblog

山櫻。〈さざ浪や志賀の都は荒れにしを昔ながらの山櫻かな〉は平忠度の作品。〈一脈の血のくらがりにさざめくは夜の谷間の山櫻かな〉は辺見じゅんさんの作品。映画『野のなななのか』の最後の方で山桜に関わるまことに印象的で意味深いシーンが出てきたのを、そういえば、と思い出す。今宵のラジオは、ギレリスの弾くベートーヴェンのピアノソナタ第17番〈テンペスト〉を流し始めたところ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする