主催:ショーGEKI
期間:2006.02.01~07
場所:下北沢・「劇」小劇場
ショーGEKIメンズのデビュー戦「ガンバレ!」以来、久々のストレートプレイである。
<あらすじ>
密室となったオーディション会場。そこに集められた男7人が役者魂と能力を武器に次々と与えられる課題に役者として挑戦していく。このオーディション、合格者はなんと6人。つまり1人しか落ちないのだ。果たして7人中、1人だけ誰が落ちてしまうのか。シビアでせこく?激しい男達の戦いが始まる。
役者のオーディションの物語である。と言ってもそこはユニークな発想に定評のあるショーGEKI、ただのオーディションであるはずもなく(笑)。失格者1人ってだけでも十分”変”だが、本作は「国家公務員の役者」のオーディションなのである。定年まで食いっぱぐれる事もなく、役にあぶれることもない安定した役者生活を目指して7人が火花を散らす。
オーディションの課題も変。
その1 自然に出来るだけ目立つ位置に立て
その2 突然登場する女優にうまく絡め
その3 おいしい脇役のポジションを探して演じろ
その4 公務員役者に求められる資質とは
その5 鏡を見ろ
特に3番目の「おいしい脇役のポジションを探して演じろ」では、壮絶な主役争奪戦…ならぬ、主役押し付け戦が展開される(笑)。これは主役にならないだろう、と確信してなった「犬」役だの「じいや」役までが主役に祭り上げられるのはむちゃくちゃおかしい。最終的に、主役は意外なところに落ち着く。このオチは見事である。
今回はメンズの他に、ショーGEKI女優陣と中津川浩子さんの内2名ずつ日替りゲストとして登場する。一応、大女優(またはヘタ女優)と国家公務員女優第1号(ほぼ素人)という基本設定は同じなのだが、役者さんのキャラクター他に合わせて、全く違うキャラとして登場する。つまり毎回微妙に違うことをやるのである。受けにまわるメンズは大変である。役者に苦労させるのが得意技ですねぇ>作・演出の羽広さん(笑)。まあ、苦労に見合ったものになってるとは思うが。
私はゲスト女優陣のうち、吉川亜州香さん、竹内美保さん、中津川浩子さん、小林こずえさん、望月文さん、三浦利恵さん、加藤通子さんの出演回を観たのであるが、インパクトが強かったのは中津川さんと三浦さんである。
中津川さんはすごい迫力で、メンズもタジタジ。終演後、「迫力ありましたね」と声かけたら「今回は可愛いがテーマだったのに」とかなんとか(笑)。「可愛い」がテーマの場合、生卵7個一気飲みとかはやらない方が良いかと(爆)。
三浦さんは、オオゲサなメイクがすごい。訊いたところによると「大劇場メイク」なんだそうな。それを小劇場でやるかね(笑)。あとメンズと「鏡を通した絡み」をやってたのも面白い。
最終課題で、それぞれ役者としての夢、そしてその夢にどう向き合っているかを語るシーンは結構かっこいい。オーディション参加者自身が審査員となり、ついに1人の不合格者が決まるのだが、ある意味予想通りだったかな。やっぱメンズのいじられ担当だからなぁ(笑)。今回もかなりオイシイ役だったようで。
平日のみ、終演後に「ダンパチ」恒例の「男塾ラセーラ」があった。ゲストの女優さんも交えてるので、「なぜ女性がいるのでありますか?」「交換留学生だ」「誰との交換?」「前田(一世)君」とか「良い匂いがするであります」とかネタ以外のところでも笑った。欲を言うなら、中津川さんのラセーラ見たかったな(笑)。
楽日のラセーラでは、他の出演者の陰謀によりおのまさしさんが3つもネタやる羽目に。ホントに油断も隙もない(笑)。
今年はダンパチライブが多数予定されているそうな。年末には、「ショーGEKI大魔王」でお馴染みの新宿・スペースゼロでダンパチスペシャルライブをやるとか。あの広いステージをどう使うのか、今から楽しみである。
期間:2006.02.01~07
場所:下北沢・「劇」小劇場
ショーGEKIメンズのデビュー戦「ガンバレ!」以来、久々のストレートプレイである。
<あらすじ>
密室となったオーディション会場。そこに集められた男7人が役者魂と能力を武器に次々と与えられる課題に役者として挑戦していく。このオーディション、合格者はなんと6人。つまり1人しか落ちないのだ。果たして7人中、1人だけ誰が落ちてしまうのか。シビアでせこく?激しい男達の戦いが始まる。
役者のオーディションの物語である。と言ってもそこはユニークな発想に定評のあるショーGEKI、ただのオーディションであるはずもなく(笑)。失格者1人ってだけでも十分”変”だが、本作は「国家公務員の役者」のオーディションなのである。定年まで食いっぱぐれる事もなく、役にあぶれることもない安定した役者生活を目指して7人が火花を散らす。
オーディションの課題も変。
その1 自然に出来るだけ目立つ位置に立て
その2 突然登場する女優にうまく絡め
その3 おいしい脇役のポジションを探して演じろ
その4 公務員役者に求められる資質とは
その5 鏡を見ろ
特に3番目の「おいしい脇役のポジションを探して演じろ」では、壮絶な主役争奪戦…ならぬ、主役押し付け戦が展開される(笑)。これは主役にならないだろう、と確信してなった「犬」役だの「じいや」役までが主役に祭り上げられるのはむちゃくちゃおかしい。最終的に、主役は意外なところに落ち着く。このオチは見事である。
今回はメンズの他に、ショーGEKI女優陣と中津川浩子さんの内2名ずつ日替りゲストとして登場する。一応、大女優(またはヘタ女優)と国家公務員女優第1号(ほぼ素人)という基本設定は同じなのだが、役者さんのキャラクター他に合わせて、全く違うキャラとして登場する。つまり毎回微妙に違うことをやるのである。受けにまわるメンズは大変である。役者に苦労させるのが得意技ですねぇ>作・演出の羽広さん(笑)。まあ、苦労に見合ったものになってるとは思うが。
私はゲスト女優陣のうち、吉川亜州香さん、竹内美保さん、中津川浩子さん、小林こずえさん、望月文さん、三浦利恵さん、加藤通子さんの出演回を観たのであるが、インパクトが強かったのは中津川さんと三浦さんである。
中津川さんはすごい迫力で、メンズもタジタジ。終演後、「迫力ありましたね」と声かけたら「今回は可愛いがテーマだったのに」とかなんとか(笑)。「可愛い」がテーマの場合、生卵7個一気飲みとかはやらない方が良いかと(爆)。
三浦さんは、オオゲサなメイクがすごい。訊いたところによると「大劇場メイク」なんだそうな。それを小劇場でやるかね(笑)。あとメンズと「鏡を通した絡み」をやってたのも面白い。
最終課題で、それぞれ役者としての夢、そしてその夢にどう向き合っているかを語るシーンは結構かっこいい。オーディション参加者自身が審査員となり、ついに1人の不合格者が決まるのだが、ある意味予想通りだったかな。やっぱメンズのいじられ担当だからなぁ(笑)。今回もかなりオイシイ役だったようで。
平日のみ、終演後に「ダンパチ」恒例の「男塾ラセーラ」があった。ゲストの女優さんも交えてるので、「なぜ女性がいるのでありますか?」「交換留学生だ」「誰との交換?」「前田(一世)君」とか「良い匂いがするであります」とかネタ以外のところでも笑った。欲を言うなら、中津川さんのラセーラ見たかったな(笑)。
楽日のラセーラでは、他の出演者の陰謀によりおのまさしさんが3つもネタやる羽目に。ホントに油断も隙もない(笑)。
今年はダンパチライブが多数予定されているそうな。年末には、「ショーGEKI大魔王」でお馴染みの新宿・スペースゼロでダンパチスペシャルライブをやるとか。あの広いステージをどう使うのか、今から楽しみである。
しかし毎回の観劇日記を見て思いますが
本当によくみてらっしゃいますね。笑
これがけ的確にコメントされていると
役者冥利につきますね。
これからも精進していきます!!!
あぁ~男塾、私も、見たかったです。
初めて、メンズライブを見たけど
面白かったですね。
次回がメチャ楽しみです。