軌道投入マヌーバの図を見ると、地球軌道から降りてきたあかつきが、太陽方向から金星を追い抜くように公転軌道前側を横切っているので、減速スイングバイしています。
のぞみスウィングバイとその基本原理を参照してください。
軌道制御エンジン720秒噴射予定が143秒で止まってるのに金星よりも公転軌道が小さくなっているのは、あかつきの公転エネルギーを金星が吸い取ってくれたおかげ。
ただし、予定されたスイングバイじゃないので、6年の間にぴったりの位置に合わせないと金星周回軌道には入れないと思います。
日本はオンザシェルフの技術が少ないので、今回の失敗の原因が軌道制御エンジンにあるとしても、辛抱強く世界に売れる製品に育てるべきです。
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