海辺での鳥は減り、山には木が茂り鳥も見にくくなった。庭のバラも花の終わりに近づき、手入れの忙しさにかまけ鳥を見に行く機会が少なくなっていた。
ピエール・ドゥ・ロンサール
久しぶりに、コウノトリの様子を見がてら河北潟にいってみた。オオヨシキリが大挙して渡来し、ギョ、ギョ、ギョ、ギュン、ギュンと騒がしい。逆光の中ではすぐには判別できないが鳴き声で間違うことは無い。
野原のオオヨシキリ
鳥除けの鉄線の上にも止まって鳴いている。
鉄線の上のオオヨシキリ
木の上にも止まる。
木の枝のオオヨシキリ
一生懸命鳴いているのを見ていると、だんだん声、口の開け方も大きくなり、口の中が見えるほどである。
大きな口を開けて鳴くオオヨシキリ
近くでカッコウの鳴き声が聞こえた。托卵をするオオヨシキリの巣を探しているのであろう。カッコウも口を開いて鳴く。今年は未だ撮影できていないので去年(6/30)の記事から再掲した。
口を開けて鳴くカッコウ
稲を植え終えた田の畔ではタゲリがやはり口を開けている。こちらは我が世の春を謳歌しているのではなく、近くのヒナを守るために警戒しているのである。
辺りを警戒して鳴くケリ
ムクドリやバンは、そんなことにはお構いなしで我が道を行っている。
ムクドリ
バン