今日で2月も終わりである。今冬は暖かいと何度か書いてきたが、それでも寒い朝も多く、今朝の散歩道でも半分凍ったヒメオドリコソウの蕾が朝日を浴びて輝いていた。
朝日に輝くヒメオドリコソウにつく霜
新聞の週間天気予報からは雪のマークは消え、最高気温も15℃に迫る日が多くなった。
雪マークが消えた新聞の天気予報欄
新聞ではもう春であり、先週蕾に気が付いた梅がもう咲き始めた。
梅の先週の蕾
開花した梅
雪の重みで傷めつけられていた沈丁花も春に向けて起き上がり、トサミズキの蕾も膨らみスノードロップも咲き始めた。
雪の傷みから回復中の沈丁花
蕾の膨らんだトサミズキ
開花し始めたスノードロップ
野ではヒメオドリコソウやオオイヌノフグリが蕾を膨らませ春を待っている。
ヒメオドリコソウ
開花し始めたオオイヌノフグリ
結果的には今年は平年並みの冬であった。
家の近くでは屋根に白いハトが佇んでいるのが見えた。
民家の屋根の白いハト
これも春の兆しであろうか。
近くの森のブッシュの下には未だ雪が残っているところもあり鳥も少ない。先日そんな雪を被った小さな木にウグイスがいるのを見つけた。
雪原のウグイス
鳴き声は未だ地鳴きである。それでも元気にあちこちに移動していた。
忙しく枝を移動するウグイス
立てた尾羽や、鳴くためかふるわせている身体が目立った。
尾羽を立てたウグイス
体を震わせて地鳴きするウグイス
雪の白に映えてはっきりと姿が見え、却って暖かさを感じた。もうすぐ本格的な春が来るのであろう。