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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】 Vol.148 3ナンバー時代の最初を飾る名サルーン 初代ディアマンテ

2008-08-27 | セダン蒐集癖。
あれだけ売れたので、まだちょくちょく見かける初代ディアマンテです。




なんだかんだで、来年でデビュー20年です。
クルマってメカニズム的にはこの20年ですごく進んだのでしょうけど、
このディアマンテ、古さを感じないです。

20年前でも普通に使えますしね。

でも1989年の20年前...って言えば1969年。
1989年、すでに1969年製のクルマでは日常では使えなかったですよね。


閑話休題。


初代ディアマンテです。

1989年に第28回東京モーターショーに参考出品されて、
翌年に1990年にギャラン/エテルナΣハードトップの代わりにデビュー。
当時、それまで禁止税的な要素の高かった3ナンバー車の税金が排気量500cc
刻みでの課金に代わり、一気に3ナンバー車が普及した時代。
シーマ現象なんてのも懐かしいです。

ディアマンテは、このクラスにしては駆動方式が
FF、もしくは4WDというのもこの当時では珍しかったです。
しかもライバル車よりもちょっと割安感があり、
ボディは「3ナンバ専用(←これ大事)」、しかもマーク2などよりも若々しくスポーティ。
しかも三菱らしくハイテク満艦飾。
これで売れないはずもなく、3ナンバー市場に新しい風を巻き起こしました。


ie、正直ハイテクに頼るこの頃の三菱は好きじゃなかったんですよ...
だからこのクルマもそんなに興味なかったんですが
今見るとなかなかじゃないですかあ!



>>ディアマンテ・エスパーダってありましたよね。ランボかい!ってつっこみいれたかったw

>>逆スラントノーズ、ピラーの立ったビッグキャビン。ピラーレスHT。
こういう「サルーンらしい」たたずまいのクルマ、ほんとうに減りましたねえ。

>>後継!?ディアマンテの姿を彷彿とさせるコンセプトZT
これもなかなかっす。
コメント (13)
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