山と蒸しパンと

ていねいに暮らす

もう秋がみっけられっけ

2011-10-05 00:35:57 | 徘徊
森に入って歩きだしたと同時に、秋なんだと実感。
 日曜日のお昼前に登山口に入るひともまばらで、思う存分、深呼吸。なんならここに泊まりたいくらい。
そういえば、「本当は山が好きじゃないでしょ?」と言われたことを思い出す。そんなことはないと思うのだけれど、トレイルヘッドに着くと、あらかた満足してしまうし、がむしゃらに頂上に登りきるまでのモチベーションを維持するのも、なかなか大変なのですよ。

 先週は稲子湯側から入ったせいか、どことなくウェットな雰囲気があったけれど、南側はずいぶんカラリとしていてアラスカの九月みたいだ。熊が出てきそうなところも含めて…。
 耳を澄ますと風が木々を揺らすものだからギーギと音を立てる。遠くで熊笹がこすれる音がする。ああ、音楽でも聴きながら歩いたら、それは楽しいだろうけれど、自然の音を聴くのも心地よいだろう。腰を下ろせる場所をみつけ、目を閉じて深呼吸を三回。自分という枠がなくなってそのまま溶けて、山の一部になるような気がするような。

2 コメント

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Unknown (ZZ)
2011-10-13 16:11:50
端正な道ですね~
Unknown (BB)
2011-10-16 02:00:21
ZZさん、お久しぶりです。
森歩きは楽しいですね。このくらい緩やかだと山登りも楽しいものかなと思います。