バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

パブい!

2006-01-27 | 音楽
昨日、高円寺のKという馴染みのレコ屋に行ってショッピング!したのですが…。レコ数枚を購入後、店内で流れていたthe RefreshmentsというスウェーデンのパブロックバンドのCDを追加購入。
元ロックパイルのビリー・ブレムナーがメンバーで、ゲストで個人的2004ベストアルバムのウィナー、ソウルなアコーディオン奏者ギャライン・ワトキンスも参加という正にストライクな一枚。バックに流れていて思わず「ハッ」としましたね。イイです。楽しんでます。満足です。
パブロックといえば、近年の日本ではミッシェルガンエレファントの功績?かDrフィールグッドやヘッドコーツなどのビートR&Bの印象ばかりが突出しているようですが、実際はジャズやブルース、ソウル、ラテンやカリプソ、イギリスのトラッドやアイリッシュ、そしてカントリーやザディコまでいろいろごちゃ混ぜな芳醇な音楽の宝庫なのです。パブロックという言葉自体がジャンルじゃないですしね。
個人的にその象徴はイアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズ!そのファンクとジャズとカリプソが混じったオールディ・ロックンロールにローランド・カークが紛れ込んだような音楽性は、煮込みすぎてまったくのオリジナルで本当にサイコーです。スウィートでパンキーな正に絶品なのです。
と、このような理由?でバイユーゲイトはパブロックには深い愛情を持っているワケなのですよ。
バイユーという言葉はパブロック的ワードでもあるのです。ギャライン・ワトキンスのバンド「バラム・アリゲイターズ」という素晴らしくスワンピーなグループもありますし。いろんな音楽を煮込んでも滲み出る地域性も魅力です。バラム・アリゲイターズとザディコを続けて聴くと「ああ、音楽って楽しいなぁ」と思ったりしてしまいます。
昨日の収穫Refreshments、カッコイイロックンロールがいっぱいつまっていてサイコーでした。デイヴ・エドマンズのバックをやったりするそうなのですが、スウェーデンのパブで出会えたら幸せだろうなぁ~。パブイ一日でした。エールビールが飲みたいッス。Refreare2