言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

ハツクモ

2008-04-20 18:39:53 | 出来事
前にも書いたと思うが、何故だか我が家は蜘蛛が多い。

俗に言うハエ捕り蜘蛛がピョンピョンと跳ねながら畳の上や廊下を闊歩する。
食物連鎖で考えると、蜘蛛の餌が豊富と言うことなのか…。

ハエ、蚊、ダニ…。

おお、何だか正義の味方の雰囲気。
その風貌とは相反して、蜘蛛は我々にとってなかなかのパートナーである。
ネットで調べてみると、そのほとんどの種類が益虫だと書かれている。
なんだい、てんとう虫と同レベルの勲章持ちじゃないか。

あの大きな茶色い蜘蛛にいたっては、なんとゴキブリ退治をしてくれているというから驚きだ。
大事にしないといけない。今度見つけたらそっと見守ろう。ってことはいかないなやっぱり。

本日、今シーズン初のハエ捕り蜘蛛が事務所の壁を伝っていた。
プロ野球よりちょっと短い4ヶ月ほどのオフからお目覚めか。
まあそんな季節と言うことで。

「冬物を、整理する横、蜘蛛通り」

益虫?
蜘蛛ってやっぱり虫なのか?

昆虫の定義に、6本足で羽がついていないといけないってのがなかったっけ?

自動巻き

2008-04-19 17:44:50 | 出来事
朝起きてテーブルの上に置いてある腕時計を見るのが習慣となっている。

というのも、自動巻きのゼンマイが結構くたびれてきていて、5時とか6時とかに切れていることが多くなったのである。
以前は昼間1日腕に着けていたら、夜外して寝ても朝まで止まるどころか、そのまま置いていてもその日の夜くらいまで動いていたものだが…。

まあそれも仕方が無いと言えば仕方が無いのであって、何しろこの腕時計は1952年生まれの56歳。もう半世紀も時間を刻んでいるのである。
20年ほど前、津の時計屋さんで買った大事な時計である。その頃その店にはアンティークの腕時計が沢山あって、見ているだけでもワクワクしたものだ。
何度かオーバーホールに出したが、概ね好調。いや、この年代モノとしては時間の遅れなどはほとんどなく、店員さんも驚くほど高性能なのである。

「実はニセモノなんさ」「ホントは電池式やで」「そろそろ電池換えんといかんで」

などと店長や店員さんにからかわれながら、とても大切に扱ってもらっている。
とても愛着のある大好きな時計なのである。

それが朝止まっていると少し淋しくなる。
要は止まる前に起きればいいのだが…。そう、また結局早起きをすればいいとの結論。

「自動巻き、鼓動のように秒を打ち」

昔、イアン・ソープか北島康介が世界大会で泳いでいる時に、実況の古館伊知郎が確かこんなことを言っていたのを思い出した。

「時間は神が作り、時計は悪魔が作った」

よく分からなかったが、なぜか感心した覚えがある。

雨上がり

2008-04-18 21:17:02 | 出来事
いつまで降り続くのだろうと思った恨めしい雨も午後には上がり、青空は久しぶりのような気がした。

何でも関東地方は明日も雨で、雷も伴う悪天候だと言う。今日の雨量も4月にしては観測史上最高とチラッと観たMステの女子アナが言っていた。
これからの季節、雨が多くなる。この地方は全国1位の雨量を誇る(1位は屋久島)地域で、半端ない雨が容赦なく叩きつけるように降ってくる。
我々が「強め」と感じる雨を、他の地方の方は「土砂降り」と形容する。
「土砂降りっていったらあなた、こんなもんじゃございませんよ」となぜか地元民は自慢げに話す。
大抵驚いて、「えーっ、じゃあ土砂降りってどんな雨?」と聞かれるのである。

そんな町で生まれ育ったとしてもやはり雨は嫌である。
特に出かける時には億劫になり、この地方の方言である「したたるい」(湿っぽい、うっとおしい)がつい口に出る。

ともかく雨は上がった。さて明日もフル稼働だ。

「卯月雨、花を散らして初夏を呼ぶ」

ビジネス敬語

2008-04-17 21:45:10 | ニュース
私も間違って使っています。

新年度がスタートして2週間。誤ったビジネス敬語が飛び交っているとのニュース

「とんでもございません」
とんでもないとは筋が通っていないと指摘することであって、ほめられたときになどに使うべき言葉ではないそうだ。
言っているぞ、かなり。

「○○させていただきます」
自分の意思でやっているのに、させていただくというのは、どこか押し付けがましい印象になるという。
これも普段使っている。

「○○したいと思います」
思いますは自分の考えや予測の表現だそう。
「1時までにご参集ください」で済むところを、「ご参集いただきたいと思います」では相手に強要を感じさせるので×。
これは一番使っているような気がする。
メールとかでも平気で書いています。うん。

「知らぬ間に恥をかいているビジネス敬語」という題で例が載っていたので、見ていたら自分も結構使っているではないか。
これでは若者に教えるどころか笑われているみたいだ。
日本語はとかく難しい。

これからは注意したいと思います。あれっ?

「愛犬に、餌をあげるはおかしいぞ」

ペットに餌をやる。
花に水をやる。
「あげる」は間違った使い方なのだ。

払いホーダイ

2008-04-16 22:47:54 | ニュース
ケータイは解りにくい。

携帯電話の解約時の違約金や、ネット接続での高額請求など、携帯電話に関するトラブルや苦情が消費者相談センターに数多く寄せられるとのニュース

同感である。
何だかプランを見てもよく分からない。どれがお得なのか、適しているのか、店員さん任せな中年。
特にパケット通信は、友人のこどもの請求額を聞いてからビビッてコワゴワ使っている。
その子はパケホーダイにしていたのだが、普通だと30万円は超えるらしい。ひえー。
いっそのこと自分もパケホーダイにしようかと思うが、それをやってしまうとまた依存してしまいそうでこれまた怖い。毎日しょっちゅうケータイ画面を眺めている姿を想像すると嫌な気分になる。
その分、時間のしわ寄せが確実に出て、読書や趣味などに費やす時間が食われてしまうのは歴然だ。

とかなんとか言いながらパケホーダイの月額が値下がりなんかしようものなら飛びつくのかもしれない。(笑)

「放題と、つく名に揺れるこの心理」

解決策

2008-04-15 20:17:31 | 出来事
毎日が慌しく過ぎる。

朝から時間に追われ続け、忘れること、間違うこと、そんなミスが怖い。
お声を掛けていただいて、大変ありがたいことなのだが、限りある時間の中でいっぱいいっぱいの足掻きは、お客様に迷惑をかけるばかりではなく、自分も見失いかねない。
ギリギリですホント。要は段取りと要領が悪いだけとの声もあるが、どげんかせんといかん。
明日もタイトなスケジュールの中で、極上のパフォーマンスをあげるにはどうすればいいのか、今夜は寝ないで考えることにしよう。(もちろんうそ)

「忙しいとは心を亡くすと書くんだよ」

何かで読んだ言の葉が身に沁みる。
忙しい忙しいが口ぐせになって、心を亡くしてばっかりだ。

「簡単さ、要は早起きすればいい」

そうそう、それで時間はかなり使える。使える…。

FP勉強会

2008-04-14 22:26:49 | 出来事
先日のFP講習。

顧客に理解される金融商品販売とは?(生命保険編)

保険料のしくみや保険の機能、募集に関する法律、今後の業界の流れなど、昨年のFPフェアで講師をされた方のDVDを視聴した。
全体の流れとしてはスムーズにまとめられていたが、講師の方の感想や実例などを用いて解説していただけたら、より良かったように思う。
まあ、あんな会場でそれは無理と言うものかもしれないが。

内容の中では、スピードを重視した保険会社とお客様のコンタクトなど、今後の保険会社の方針については興味深く聞き入った。保険会社をメーカーと称した解説は新鮮に映った。
確かにそうなるのは時代の流れであり、顧客サービスにおいての適正な選択かもしれないう。
しかしその一方で、難解な保険金の請求などのアシストが必要になるケースも沢山あるという関係者の話が、視聴後のディスカッションでも話題となった。

正に保険は複雑であり、理解して加入している方が非常に少ない。という売り手の感想は共通である。
勉強させていただきました。

「保険とは、不幸を減らす道具かな」

よく勘違いされている方がいますが、保険は幸せになるための道具ではありません。
不幸な人を助ける道具なのです。だからマイナスからゼロに近づける負の期待値であって、今よりプラスにさせる正の期待値ではないのです。

すき家での失敗

2008-04-13 22:41:19 | 出来事
昨日恒例のFP勉強会で、午後から松阪へと向かった。
数か所買い物や用事を済ませた後、これまた恒例のすき家でディナー。

店内は食べ終えたお客さんひとりと私。いつものネギ玉牛丼をオーダーすること2分ほどで「お待たせしました」
これまたいつものことですが「全然待っておりません」私の注文知っていたの?と疑うほどの素早さである。

そして事件は起こった。
写真にあるように、金属製容器の真ん中に生卵を落とすと、黄身だけがが真ん中の丸いくぼみに残り、白身が脇の穴から下へ落ちるようになっている。
いつものようにその作業をしたところ、なんと脇の穴から黄身までスルスルッと滑り落ちていったのである。
焦ってしまってカップを傾けながら箸で黄身を掬おうとしてみたが上手くいかずつぶれてしまった。
おかげで丼の中にも白身が入ってしまったことが悔やまれる。

もう一度もう一つのカップへ同じ要領でやれば何のことはなかったと気づいたのは、店を出てから随分後のことであった…。

「この陽気(容器)、君(黄身)も外には出たいはず」

お好み焼き

2008-04-12 12:18:19 | 出来事
当地にはお好み焼き屋さんが多いように思う。

お好み焼きと言っても、本格的な広島風や関西風とは一線を画し、小学生達が友達同士で昼食やおやつにと、気軽に入れるジャンクフードの王様なのである。

私もお好み焼きデビューは小学6年の頃だったと思う。
通っていた小学校区には当時お好み焼き屋さんがなくて、隣町まで友達と自転車に乗ってよく出かけたものである。

おばちゃんがアルミ製のカップに、うどん粉、キャベツ、豚肉、天カス、卵を入れて鉄板のテーブルへ持ってくる。いや取りに行っていたのかもしれない。
それを掻き混ぜて、自分で鉄板に落とし込む。たったそれだけの作業なのだが、初めて料理を作ったような錯覚を覚え、少し大人の階段を上っているように思えた。

小学生、中学生で賑わうこの店の特徴は、卵が二つ入っていたことだ。
お陰でホットケーキのようなフワフワの食感で、実に美味しかった。今でも年代の近い人たちと話すと「あそこのお好み焼きが一番美味かった」と、今は無き店に思いを馳せるのである。

思ってみればあのおばちゃん、こども達がコテでひっくり返しやすいように、硬めのお好み焼きを創作していたのかもしれない。

食べたくなってきた。お好み焼き。

「漫画本、ソースのシミで字が読めず」

お好み焼き屋さんに置いてあるマンガ本は、かなりの確率でページがくっついていたり、ベタベタしていたりしていた。

方言

2008-04-11 21:08:27 | Weblog
昨日とは大違いのピーカンの五月晴れならぬ、卯月晴れとなった。

車の中や外はもはや汗ばむほどの陽気。温風ヒーターも片付ける日も近い。
先日入れた灯油もまた戻さないといけない雰囲気である。

ところで先日、確か日経プラスワンだったと思うが、方言で失敗した方の話がいくつか載っていた。
その中に、「これ直しておいて」と言われ、故障しているのかなと思ったら「直す」は「片付ける・しまう」の意だったことを知って驚いたと書いてあった。
そう、この地域でも「直す」と使っている。これがポピュラーでないことを知ったのはそう昔ではない。
あと、驚かれるのは「硬い」を「こわい」と言うことや、「借りた」を「借(か)った」(買ったと思われる。そりゃそうだ)
そして極めつけは「満腹」の事を「おなかが大きい」と表現する。これはびっくりされる。一般ピープルは「おなかが一杯」と言うのだ。

でも方言は、父や母が使った言葉、大好きな友達が使った言葉、だから大切にしなければいけない。

と何かの本で読んだことを思い出した。

「方言に、つられて戻る幼き日」