言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

モチベーション

2007-10-21 17:14:28 | 出来事
「その計画ではメンバーのモチベーションが上がらないよ」

そんな発言を耳にしたことがあるが、使われ方としては、意識や意気といった解釈のような気がするが、直訳すると「動機付け」が正しい。
昨日書いた堀川高校の勉強の話もそうだが、そのことをする為の「動機付け」があるかどうかは非常に大事で、それが成功や結果を左右すると言っても過言ではない。
前々日の観光の話も然り、明確な「動機付け」があってこそ人は自ら動くのだ。

ある友人とこんな話をした。

「学生の頃は親に言われても何も勉強しなかったけど、今は資格試験の為に自分から机に向かっている」
「誰も何も言わないのに自分から勉強するなんてね」
「なぜ勉強して資格を取ろうとするのか」
「家族を養う為に…自社がライバル業者に負けない為に…お客様の為に…」

そう答えを導き出すとつまり彼は自分のためではなく誰かの為に勉強していることに気付いた。
もちろんそれが最終的には自分のためになるのだろうが、彼はそんなことには気付いていない様子だった。

「人の役に立ちたい、人に喜んでもらいたい」

それが彼のモチベーションだ。

堀川高校

2007-10-20 17:17:30 | 出来事
先日16日(火)の夜、NHKの「プロフェッショナル」という番組で、京都堀川高校の荒瀬校長が出演されていた。

「背伸びが、人を育てる」
「ぼんやり見る」
「直球で勝負する」

これらの言葉をキーワードに、荒瀬校長の指導力を番組は追っていった。
中でも印象に残ったのは、

「渦中に入ると見えなくなるというのがあるでしょう。だから、リーダーは渦中に入ってはいけない」

荒瀬校長は学校内を漂うように歩き、気軽に生徒たちに話しかける。そして表情や雰囲気を見る。そうやって学校内の「空気」を感じ取っているのだ。真剣に集中して見てしまうと見えなくなってしまう事も出来てしまう。もちろん、その役割が必要な人がいる。しかしリーダーはあくまで「ぼんやり見る」。

この学校では、「探求科」という学科が出来てから飛躍的に国公立大学の合格者数が伸びた。
ひとつの事を学んで追求していくには、専門的な知識や経験だけでは行き詰ってしまう時が来る。その時に初めて他の学科の知識や教養が必要であることに自ら気づくのだと言う。
現に生徒達のインタビューで、水質に興味がありそれを専攻していた女子生徒は、やはり他の教科も勉強するようになったという。もちろん自らの意思である。彼女は京都大学を目指している。

自らが自らの気持ちや意思で、「勉強したい」「もっと知りたい」と思う事が重要であり肝心なのだ。それを気付かせることこそが「教育」であることを番組から学んだ。
この堀川高校には全国の学校どころか、世界各国からも視察に訪れる。今最も注目されている高校である。

なぜ、こんなに注目されているのか。

堀川高校は、公立高校だからである。

会議

2007-10-19 18:21:24 | 出来事
相変わらずラジオ体操を順番通りできず、妻に呆れられながらの朝から今日がはじまった。

本日は大雨、と言うより時化模様。台風かと思うくらいの雨量だった。風もかなり強くていやな1日であった。
東紀州地方には大雨洪水警報が出され、列車も運行停止とのアナウンスが入る。やれやれ「秋晴れ」を拝めるのはいつの日か。

話は変わって、昨日はとある会議に出席させてもらった。
この地域のこれからの観光事業を考えるのが主旨で、コーディネーターの先生とともに地元の数名が意見を交わした。
私以外の人は地元でしっかりと活躍されている方たちばかりで恐縮したのだが、そこはまあご容赦と言う事で私なりの意見を述べさせてもらった。
皆さん表現方法は違っても地域を愛する気持ちは同じで、この地域の素晴らしさをどう伝えていくのかが課題となる。

また、外部からみえた先生方からのこの地域に対する感想や意見も新鮮な部分があり、勉強になった。
いずれにしてもこのような会議は、イベントとしてではなく継続的に意見交換や情報交換をしていくべきだ。
さらに、行政が指揮を執るのではなく、地域の商店や民宿、そして関係団体等が能動的にアクションを起こし、そこから行政を巻き込む姿勢が必要だと感じた。

勉強になりました。ありがとうございました。

突然の訪問

2007-10-18 16:37:29 | 出来事
本当は明日の予定だったのだが、突然取引先の会社の社員さんが今日事務所に現れる。

「いやあ、明日都合悪くなっちゃったんで突然来ちゃいました、すみません」

人懐っこい笑顔で入って来てアポなし訪問を謝られたのだが、この人の人柄か、こんな突然の訪問にも不思議とこちらも笑顔になる。
いろいろと学ぶことも多くて、今日もいろいろな話を聞かせてもらいタメになった。
流石に指導係をしていたこともあり、要点をついた話の仕方は説得力がある。

「満足」はそのお客様の期待を超えた時に初めて生まれる

先日読んだ本にそんな事が書かれていた。その話題でも盛り上がった。
こんな人と話していると仕事に対するモチベーションが上がる。

「全てはお客様の為に」

今まで言い古されてきた言葉であり、営業なら誰もが知っている言葉だ。
ただ、誰もが知っていても、誰もが実践できるとは限らない。

全てにおいて、

「出来る人が成功する人」

なのだきっと。

ソーラーカー

2007-10-17 17:54:14 | 出来事
今日仕事で尾鷲に行っていた帰り、国道を走っていると何やら人だかり。

事故か?
いやそれにしては人が多すぎる。一体何が…。

するとそこには日本テレビの人気番組「鉄腕ダッシュ」のソーラーカーが止まっているではないか。
そう言えば最近紀伊半島を走っていると誰かが言っていた。
ソーラーカーを囲むように人が群がり、スモークガラスの中を覗き込んでいる人もいるし、国道を隔てた向こう側にも沢山の人だかりが出来ている。
ほとんどが女性であったが、もしやTOKIOのメンバーでも乗っていたのだろうか?
確認する間も無く通り過ぎたが、最初は何の騒ぎか驚いた。写真でも撮れたら良かったのだが駐車するところもないので断念。
放映は再来週あたりになるのだろうか、楽しみにしていよう。

それにしても停まっていたところは自動車関係のところだったから、もしかして何かトラブルでもあったのか?またしても燃料切れか?今日も雲が多かったからなあ。

先輩の宝物

2007-10-16 19:29:02 | 出来事
今日先輩でもあるお客様のところへお邪魔した際、いつものKヤイリのギターがスタンドに立てかけてあった。

Kヤイリのアコースティックギター。もう買って30年ほど経つという。
当時6万円もしたそのギターは、いい感じで年をって、何とも言えぬ存在感を醸し出している。
手に取るとしっくりと握りやすくて、弦高が低くとても弾き易いのだ。
管理も良かったのだろうが、とにかく作りが素晴らしい。さすが天下のヤイリさん、国産手作りですもんね。

当時このギターが欲しくて、パンフレットを手に入れて隣町の楽器店に発注したところ、
「えっ何ギターだって?ウチでは取れないよ、モーリスにしたら。6万円出すんだったらいいのが買えるよ」
と言った楽器店店主の誘惑には目もくれず、
「いや、これがいいんです。これが欲しいんです」
と先輩は譲らなかった。

そうなのだ、当時ギターと言えばヤマハかモーリス。
「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない」
なんていつもラジオからかまやつさんの声が聞こえていたあの頃。
Kヤイリなんてほとんど誰も知らなかったのである。

何日かして、
「あのギター、入荷できそうだよ」
と嬉しい電話が入った。

そして届いたギターを見たその店主は、
「いやあ、驚いたよ。いいギターだ。音も素晴らしい。これならモーリスよりええかもね」

先輩の宝物は未だに同価格、いやそれ以上で取引されている。
羨ましい。

教育的指導

2007-10-15 18:44:44 | 出来事
10月ももう半分が過ぎようとしている。当然朝晩は少しひんやりとしてきた。

我が家も今朝、コタツ布団を掛けた。
さすがに暖房はまだ入れていないが、月末にはお世話になっているだろう。
9月から10月の気温の変化はすごい。隣り合う月の最初の温度と最後の温度は、おそらく1年間で一番温度差があるのではないだろうか。
だから体調を崩す人が結構出たりする。今日も知人に電話したら風邪で寝込んでいるとの事、熱もあるらしいので本格的だ。お大事にしてください。

今朝は家内の監督の下、日課のラジオ体操を行なった。
ところが、もうあり得ないくらい間違っているらしく、暖かい(笑)指導を受けた。
昨日までやっていた自分の体操はかなりの縮小版らしく、呆れられた。
彼女はどうも音と共に覚えているらしく、口ずさみながら確認する。

「おおーっ、そんなんもあったあった」

明日からは正規の「ラジオ体操」をやります。

すき屋のネギ玉牛丼

2007-10-14 18:50:29 | 出来事
昨日のFP研修。社労士の先生が講師となって年金制度の改正について詳しく教えていただいた。

特に遺族厚生年金や中高齢寡夫加算の変更点には、ある程度認識していたが、改めて不利となる環境の再認識ができた。なるほど勉強になった。
また、離婚時の年金分割についても詳しい資料を頂いたが、レアなケースも多く言葉も難解で、それこそ夫婦がこんな状態になったら泥沼だし専門家に頼るほかはなさそうだ。(笑)

そして、最近は松坂に行くとほとんどこの店で食べる。

すき屋

ここのネギ玉牛丼を一度食してから虜になった。
昨日も他のお店の誘惑を振り切り一目散で駆け込む。(かなり大袈裟ではあるが)

そしていつもの「ネギ玉牛丼(並)豚汁サラダセット」をオーダー。
お姉さんに注文している声を厨房の若い衆は見逃さない。
「かしこまりました」とお姉さんが向かう頃にはもうほぼ完成しかかっている。所要時間数分である。

「お待たせいたしました」

(いや全然待っていないですけど…)

そして文明の利器である生卵の黄身だけを残す丸いやつ(名前は知らない)で黄身をきれいにすくい、ネギだらけのどんぶりの上にトッピング。
至福の時を楽しみつつ、ある情景を思い出していた。

場所はまさにここ「すき屋」で、女子高生らしい二人連れが私の前方の席に座っていた。
そのひとりの娘の食べ方が凄まじかった。

牛丼か豚丼かは定かではないが、とにかく出されたその丼へのトッピングがすごかった。
紅ショウガをこれでもかというくらい乗せたのだ。最初はふざけているのかと思ったのだが、彼女はそれを完食したのである。
もう具なんて見えたものじゃない。すべてが紅ショウガ、えっ紅ショウガ丼??と思うほどの量。
私も紅ショウガは結構好きなほうなので割といただくほうなのだが、もう全然階級が違う。びっくりした。

もう一回あのすごい丼を食べる雄姿を見たいものだがなかなか会うことができない。

いざ。

2007-10-13 14:40:33 | Weblog
今日は今から松阪へ。

月に一度のFP研修。
今回のテーマは「年金制度の改正について」
興味があるテーマであるし、また日常業務においても必要不可欠の話題である。
しっかりと勉強してきて、お客様にフィードバックできたらと思う。

ラジオ体操の効果か、最近身体が軽くなったような気がする。
気のせいと言えばそれまでだが、ただそれだけでも気分的には効果があるということ。
体操の順番も滅茶苦茶だし、抜けている体操はあるし、妻には笑われ通しだが腰痛予防の為にも続けるべきだ。

本当に何も運動していないからなあ最近。

夢をかなえるゾウ

2007-10-12 20:13:00 | 読書
夢をかなえるゾウ

先日Amazonで買った3冊のうちの1冊を昨日の夜9時半頃から読み始めて3時間ほどで読破。
面白くて面白くて読み出したら止まらなかった。結構分厚かったので半分くらいにしておこうかと思ったのだが、いやハマった。
時折おかしくて声をあげてクスッと笑ってしまったので、家族には気味悪がられた。

子供の頃、マンガ本を読んで笑っている友達の気が知れなかった。私は本を読んでいて笑うことはまずない。これからも…そう思っていたのだが。

ゾウの姿をした変な大阪弁の神様が突然主人公の前に現れる。
そして奇妙な同居が始まるわけなのだが、この神様がいい加減でケッサクなのだ。

しかし、何をやっても中途半端な主人公に向かって発するそのゾウの言葉がとてもいいのだ。

「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。具体的な、何かをな」

「ええか?成功したいて心から思とるやつはな。何でもやってみんねん。少しでも可能性があることやったら何でも実行してみんねん。つまりやな、『バカバカしい』とか『意味がない』とか言うてやらずじまいなやつらは、結局そこまでして成功したくないっちゅうことやねん」

などなど…巻末にその名言集が並べられるほどの言葉を主人公に浴びせていく。
いわゆる自己啓発本の部類になるかもしれないが、その上をいくゾウの師匠である。

知人のブログで紹介されていて知ったのだが、本当に買って読んでよかったと思う。面白かった。