言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

桜とうぐいす

2007-03-21 21:50:19 | 出来事
今日は彼岸の中日、妻とご先祖様のお墓参りをした。

大内山のお墓では写真のように桜の蕾がふくらんでおり、いくつかは花を咲かせていた。来週あたりは見頃なのかも知れない。
近くの山では鶯も綺麗な声で鳴いていて、のどかな彼岸の一日を演出していた。

ところでこの鶯の鳴き声、墓の掃除をしていた人がさかんに真似ていた。
それがまた上手で、本人も「俺の方がいい声や」と奥さんらしき人に自慢している。
特に「ホ~ホケキョ」の「ホ~」のところが聞き間違えるくらいで、なかなかの腕前だ。

事情を知らないウチの家内は、「ホントによく鳴くねえ」と感心していた。
それくらい上手かったのである。

うるるん

2007-03-20 20:38:28 | 出来事
先日の18日、テレビを観ていたら「世界ウルルン滞在記」をやっていた。

この番組結構好きで、時間がある時はよく観ている。
今回は特番で、「ドイツ国際平和村・戦場から来た子供たちに…東ちづるが出会った」とある。
彼女が初めてこの平和村を訪れてからの8年間を総集編として流していた。
いくつかの場面は記憶にあったのだが、初めて観るシーンも多くあり、結構観ていない回もあったのだなと思って妻と観ていた。

子供達の悲惨な現状に胸が痛くなった。ある子供は両親と一緒にいる所を機関銃で撃たれた。ある子供は玩具を拾ったらそれが地雷で両腕を無くしていた。
頭の皮膚をあごに移植して大人のように髭が生えている少年、腹から腸が出たままの子供…
果たしてこんな場面を映していいのかと最初は思っていたが、この衝撃こそ我々が受け止めなくてはならない現実なのだ。

救いは子供達の笑顔だ、屈託無く笑う彼らの表情こそがその施設の宝であり命である。
彼らは誰が敵なのかを知らない。なぜこんな目にあったのかさえ知らない。観ていて胸が締め付けられた。

数年前、東ちづるさんがそこで出会った少女、シーラちゃん(当時12歳)のその後を追っていた。すっかり大人になった彼女は「チー(東)に会いたい」カメラに向かって語りかけていた。
ふたりが平和村で別れる際に、シーラちゃんが東さんに言った言葉が印象的だ。

「わたしはあなたになりたい」

これ以上の褒め言葉はない。

駄目を出す。

2007-03-19 15:14:42 | 出来事
またまた相撲ネタ。

昨日の朝青龍と稀勢の里の一番。横綱は入場する際からかなりの気合が入っており、すごい睨みを利かせていた。
稀勢の里との一番はいつもそうだが、この横綱の意気込みは鬼気迫るものがある。
予想通り、張り手を交えた突っ張り(というよりは張り倒し)で相手の身体を泳がせ、最後は後ろに回って投げ捨てた。このスピードこそがこの横綱の命である。
栃東は敗れて1敗、白鵬は1敗を堅持、その大関陣のすぐ後まで来ている。どうもまた最後は横綱が笑う結果になりそうな予感をさせた一番であった。

しかし、気になるシーンがあった。
稀勢の里が倒れたあと、なんと横綱がその稀勢の里の背中に膝を入れたのである。蹴ったというよりは押した感じだったが、これはいただけない。最悪である。
これがこの横綱の真骨頂と書きたてた新聞もあったが、それは間違いだ。勝負が決まったあとにいわゆる駄目を出すことは禁じられているし、礼儀として決してやってはいけないことだ。しかも天下の横綱が…。

品格よりも気迫、格闘技の世界で通用しても相撲の世界では通用しない。北の湖理事長は横綱を擁護していたが、これは厳しく注意するべきだと私は思う。
相撲は格闘技ではない、武道であると思う。継承すべきは相手を尊敬し思いやる文化である。何の為の蹲踞なのか何の為の礼なのか今もって考えるべきだ。

強い横綱である。この速さが衰えない限り当分はこの人の天下が続くであろう。八百長騒動で第一人者として心身ともに疲れきっているのは同情するが、誰もが認める立派な横綱に、いや大横綱になってほしいと願うのは私だけではないだろう。

落語と想像力

2007-03-18 19:26:58 | 読書
時々買う雑誌に「ダイヤモンドZAi」がある。
先日本屋さんで4月号を見つけて購入した。

毎号、松尾貴史氏の対談コーナーがあり、今回は落語家の林家たい平さんだった。
その記事の中で松尾氏がこんな事を言っていた。
(ダイヤモンドZAi 4月号 110ページより一部抜粋)

「思いやりとかやさしさは想像力が大事。落語は演じ手の想像力と客の想像力の掛け算、想像力を発揮しないといけないと考えていれば他人を思いやれる。落語の命は想像力です。役に立つものだと思います。」

なるほどと感心してしまった。さらにこう続く。

「最近は全部絵としてみる。わかる情報が多いということは。実は思いやりを削っているような気がする。」

納得。いい事を言う。
そう言えば最近はラジオも聞かなくなった。情報取得の手段がどんどん変わってしまった。

ハッとさせられた記事である。

時天空

2007-03-17 18:25:51 | 出来事
久々の相撲ネタ。

今日は相撲放送の後半戦を観る事ができた。
結びまでの4番は全てモンゴル人力士が土俵に上がるという取り組みで、こうなるとどこの国技なのか分からない。既にモンゴル相撲である。

観戦に来ていた落語家の桂文珍さんが時天空と琴欧州の取り組み前にこんなことを言っていた。
「時天空という名前はいい名前ですね、モンゴルに旅したときに、ゲルからでて夜空を見上げたとき満天の星空に感動しました。この人の名前を見る度にそのことを思い出します。」
そして、解説の舞の海さんが続く。
「時、天、空、全ての漢字が永遠を表しているようですね。」
なるほど粋なことを言う。

その時天空、名前に負けず大関琴欧州をなぎ倒した。今後の活躍が楽しみな力士のひとりである。

ミニエンゼルパイ

2007-03-16 19:48:44 | 読書
先日当ブログにて極細ポッキーの話題を書いたが、今度は森永がエンゼルパイをミニサイズにして販売して売れ行きも好調だという。
前年同期に比べて2倍以上の売り上げは凄まじい。

♪あーのこ、のっこのっこ、かっこいいじゃない、エンゼルパイを食べている、パイ、パイ、エンゼルパイ♪

そんな感じのCMソングだったと思うが、確かバスケットをしていたような…。
懐かしい気分になるのだが、このミニエンゼルパイ、若年層にも人気で、ミニから普通サイズへといった効果もあるという。

ギターやCDなどもそうだが、現在の消費を押し上げているのは、我々の世代なのだ。これから先もいろんな商品で、ノスタルジックな復刻版や、アレンジ版が発売されそうな気がする。

パンドール

2007-03-15 20:22:34 | 出来事
今日は昼前から津に出張。

仕事の前に、先日同業の先輩に教えてもらったパン屋さんに寄ることにした。
店の名前はパンドール

この前その方と一緒に、ある会に出席した際に「ここのパン美味しいでえ」と勧められ、
買って帰ったところ家族にも大好評で、「また買ってきて」とせがまれていた。

お勧めは(と言ってもそれしか食べていない)小ぶりのフランスパンにはさんだアンとバターを挟んだヤツ。この3者が絶妙ハーモニーを奏でるのだ。
店に出ていたのは6本、それを全て買占めて(あとのお客さんすみません)、その隣にあった同じ種類のミルク棒も購入。これはネットで調査済み。

早速車中でミルク棒を1本平らげる。なるほど美味しい。これもお勧めだ。
さらに、前回買ったときの店員さんの対応が良かったので、それも今日足を向かわせた動機のひとつになった。

さあ、アンバターにとりかかるか。

(写真はミルク棒)

書き損じの葉書

2007-03-14 22:58:26 | 出来事
彼岸も間近だというのにここに来て寒い日が続く。
今までの暖かさに慌てて帳尻を合わすかのように冷たい風を吹かせている。

こんな話を聞いた。
近くの中学校で書き損じの葉書を集めたところ、150枚の葉書が集まった。
その葉書で何をするかというと、海外への援助である。
ラオスの学生が1年間学校に通える費用になるという。一年間…、すごい。
捨ててしまってもおかしくない葉書が、少年(少女)に学ぶ機会を与えることが出来るのだ。

この話を聞いて、自分達が非常に恵まれた環境であるということと、このような具体的な「葉書の使われ方」のアナウンスは、援助する気持ちを促すことを知った。

男の家計簿

2007-03-13 20:43:15 | Weblog
男の家計簿入門

毎月第2・第4発売のプレジデント4.2号のタイトルだ。
登録しているメルマガでも紹介されていて、本屋さんでも目にして気になっていたので今日購入した。

なかなか面白い事が書いてある。
家計を会社に見立て、妻のおねだり=福利厚生費。クルマの買い替え=設備投資。老親の面倒=連結会計と言う風に解説している。
パラパラと捲った程度であるがそれぞれに興味が沸く。じっくりと読んでみたい記事だ。

ところで、読んでいない本がじわりと溜まってきている。まあまあ来週辺りから寝る前にやっつけられそうではあるが、今はとてもしんどい。
パニック状態で年度末を走り抜けて周りが何も見えない状態だ。どうなることやら…。
でもまずは1日1日。明日も頑張ろう。

薔薇の香り

2007-03-12 21:43:21 | Weblog
記憶しないといけないことがあって、先日から悪戦苦闘している。
駄目だ、全然頭に入らない。恐ろしく低下しているぞこれは。

そもそも頭に入らない。興味のあることでも覚えられなくなってきているのに興味のないことは尚更だ。

そこにこんなニュース。記憶力の向上にはバラの香りが有効=独調査

へえ、なるほどすごいではないか。早速バラの香りでも嗅ぎながら海馬を活発化させよう。ところでバラはどこにある?。