言の葉収集

思ったこと、感じたこと、出逢ったこと
いろいろ気ままに書きたいと思っています。

自転車

2007-12-14 17:30:43 | Weblog
サルのお尻?

僕らが小学生の頃、画期的な自転車が販売された。
なんと自動車のように右折左折時にウィンカーが光るのである。それも綺麗に流れるように。
「光っているのはサルのお尻?」そんな感じのCMが流れていた気がする。
先輩が親に買ってもらったと自慢げに乗り回す姿を、友人と指を咥えながら眺めていた。

「おおあんたの自転車、霧消しまで付いとるんかい」

霧消しとはフォグランプの事で、次々とバージョンアップされる自転車は、同級生が買い始める頃にはさらに高級化されていくのである。
果たして私が選んだ自転車は割とシンプルなヤツ。選んだというか親戚に自転車屋を営んでいるところがあり、選択の余地はあまり無かった記憶がある。
当然ウィンカーも霧消しも付いていなかった。
それでも嬉しくて嬉しくて、友達と遅くまでライトを点けて走り回したのだった。

最近妻が健康の為などと言いながら自転車で活動している。
その行動範囲はどんどん広域化している。
小遣いを貯めて買おうかな自転車。

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2 コメント

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懐かしい・・ (ミッシェルGT)
2007-12-14 21:03:51
ちょうど中学生の頃、僕は徒歩通学で、ちょっと遠距離の友人達が自転車通学で、その頃ちょうど、流れるウインカーとか今のオートマみたいな変速機が付いている自転車が主流になりつつあってメチャメチャ羨ましかったです。ポップアップライトまで付いたときには当時のスーパーカーブームにも乗ってやんややんやの羨望の眼差しでした。今から思ったらアホみたいな自転車ですね・・・。今ぼくは昭和時代の50ccのハスラーで野山を走り回ってますです。
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同胞 (batta)
2007-12-15 10:06:02
ミッシェルGTさん、ありがとうございます。

さすが同世代、ど真ん中の話題でしたね。
そうそう、オートマみたいなヤツ付いてました付いてました。

「上り坂の時はここに入れるんや」
「スピード上げたいときはこっちや」

などどシフトチェンジする先輩の手が、なんだか大人に見えたものです。欲しいものがなかなか手に入らなかった時代、本当に懐かしいです。
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