サルのお尻?
僕らが小学生の頃、画期的な自転車が販売された。
なんと自動車のように右折左折時にウィンカーが光るのである。それも綺麗に流れるように。
「光っているのはサルのお尻?」そんな感じのCMが流れていた気がする。
先輩が親に買ってもらったと自慢げに乗り回す姿を、友人と指を咥えながら眺めていた。
「おおあんたの自転車、霧消しまで付いとるんかい」
霧消しとはフォグランプの事で、次々とバージョンアップされる自転車は、同級生が買い始める頃にはさらに高級化されていくのである。
果たして私が選んだ自転車は割とシンプルなヤツ。選んだというか親戚に自転車屋を営んでいるところがあり、選択の余地はあまり無かった記憶がある。
当然ウィンカーも霧消しも付いていなかった。
それでも嬉しくて嬉しくて、友達と遅くまでライトを点けて走り回したのだった。
最近妻が健康の為などと言いながら自転車で活動している。
その行動範囲はどんどん広域化している。
小遣いを貯めて買おうかな自転車。
僕らが小学生の頃、画期的な自転車が販売された。
なんと自動車のように右折左折時にウィンカーが光るのである。それも綺麗に流れるように。
「光っているのはサルのお尻?」そんな感じのCMが流れていた気がする。
先輩が親に買ってもらったと自慢げに乗り回す姿を、友人と指を咥えながら眺めていた。
「おおあんたの自転車、霧消しまで付いとるんかい」
霧消しとはフォグランプの事で、次々とバージョンアップされる自転車は、同級生が買い始める頃にはさらに高級化されていくのである。
果たして私が選んだ自転車は割とシンプルなヤツ。選んだというか親戚に自転車屋を営んでいるところがあり、選択の余地はあまり無かった記憶がある。
当然ウィンカーも霧消しも付いていなかった。
それでも嬉しくて嬉しくて、友達と遅くまでライトを点けて走り回したのだった。
最近妻が健康の為などと言いながら自転車で活動している。
その行動範囲はどんどん広域化している。
小遣いを貯めて買おうかな自転車。
さすが同世代、ど真ん中の話題でしたね。
そうそう、オートマみたいなヤツ付いてました付いてました。
「上り坂の時はここに入れるんや」
「スピード上げたいときはこっちや」
などどシフトチェンジする先輩の手が、なんだか大人に見えたものです。欲しいものがなかなか手に入らなかった時代、本当に懐かしいです。