言の葉収集

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いろいろ気ままに書きたいと思っています。

有終の美

2008-07-27 19:01:51 | 相撲
15日間続いた熱戦も白鵬の全勝優勝で幕を閉じた。

13日目にすでに優勝を決めた後の2番は、集中力が途切れはしないかと心配したが、それもとりこし苦労に終わった。
今場所の白鵬は安定しており、特に序盤は数秒で勝負を決めていた。以前苦しんだ右上手も取れるようになったのは、やはり踏み込みの鋭さだろう。

また琴光喜戦のように、自分から左四つに組にいくといった工夫もみられる。
いずれにしても15戦全勝は立派である。さすがは横綱と言いたい。
先場所の横綱決戦、勝負が決まった後のダメだしと、それを肩で突き返した両者、その後も土俵上で睨みあう醜態を晒した。
期するものがあったのだろう、今場所の相撲とその態度はそれを払拭し、おつりがくるような完璧な内容。
優勝インタビューにも落ち着いてしっかりと答える姿は、風格が漂っていた。

「自分が生きている間に、70連勝の偉業を見たい。そしてその可能性があるのは白鵬である」

解説の舞の海さんの最後の言葉が印象的だった。
大横綱への足掛かりとなった今場所、さて何連勝まで伸ばすのか、来場所も楽しみだ。

「土俵での恥は土俵で、返す綱」

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2 コメント

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Unknown (イッポー)
2008-07-28 09:27:29
この調子なら、70歳のブログと認定されても
不思議ではありません。

相撲が余程、お好きなんですね…。
私は盲腸で亡くなった玉の海が大好きでした。
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いらっしゃいませ (batta)
2008-07-28 17:14:33
イッポーさん、ありがとうございます。

私も書きながら、「またブログ年齢上げてるぞ」と…

そうです、昔からプロ野球より相撲が好きな少年でした。
玉の海がお好きだったんですね。愛知県(確か蒲郡)出身で不知火型の土俵入りの横綱でした。お亡くなりになったときに、ライバルの横綱北の富士が、本来の雲竜型ではなく、不知火型で土俵入りをしたことが有名な話です。

これでまた上がります。(笑)

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