早くもこの話題（笑）

名古屋が熱くなってきている。

気温ではなく相撲の話。

12日から始まる大相撲名古屋場所。力士らはもうすでに名古屋入りしており、各部屋で熱の篭った稽古が行われている。
最近精彩を欠く横綱朝青龍は、自ら望んだ大関日馬富士との稽古で散々な内容。仕上がりの遅さを露呈した。
ニュースによると、後半は日馬富士が遠慮がちにとっていたなんて、横綱の威厳を損なうような書かれ方も。

どんなに調整不足でも、今までの朝青龍なら場所が始まるとその不安を刈り取るように、徐々に調子を上げながら中日（なかび）までたどり着く。
そうするとしめたもので、後半は俄然分のいい大関陣、結果賜杯を手にするパターンが多かった。

しかし、最近は勝手が違う。なんとか序盤中盤を乗り切っても、白鵬、日馬富士が立ちはだかる。
終盤２敗するやもしれぬ確率は、場所ごとに上がってきていると感じる。

日馬富士も引き続き調子が良さそうだが、綱取りを意識せず自分の相撲が取れるかが鍵だろう。

そして白鵬、先場所逃がした賜杯を、抱きたい気持ちが一番強いのはこの人ではないだろうか。

いずれにしても12日が楽しみだ。暑くて熱い名古屋場所が幕を開ける。